2010/10/03GDOEYE
藍も実感! 美香の成長と将来への期待
宮里美香が、2位に7打差をつけて迎えた最終18番。3メートルのパーパットは惜しくも外れ、残り数センチ。まだ同組の上原彩子がパットを残していたが、何のためらいもなく、まったく自然に“お先”のウィニングパットをカップに沈めた。「だって、初めてだから分かりませんよー。だからギャラリーも“あーっ”って言ってたんだ」。なんとも美香らしい、初勝利の瞬間だった。
「新しい自分を作っていきたい」。美香が今週、繰り返し使っていた言葉だ。昨年大会では4打差をつけて最終日を迎えたものの、自滅により優勝を逃した。「去年は去年。もう忘れようとしています」。報道陣に対し、“もう聞かないで”という無言の訴えが聞こえてくるよ...