昨年はR.ヘンリーがプレーオフを制して、ツアー通算2勝目を飾った

米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」は26日（木）から4日間、フロリダ州のPGAナショナルで開催される。ツアーは今週より、前週まで5試合が続いた西海岸から東海岸へ移動。およそ1カ月に渡る“フロリダスイング”4試合に突入する。

ジャック・ニクラスが1990年に改修し、ツアーでも屈指の難度を宿した同コース。中でも最大の難関とされるのが、15番（パー3）、16番（パー4）、17番（パー3）と池絡みの3ホールが続く “ベア・トラップ”だ。ニクラスは昨秋、同じく池が沿う14番（パー4）にも手を加え、より難度が増したバックナインが選手たちを待ち受ける。

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注目は、昨年から拠点を移したフロリダで今季米ツアー初戦を迎えるロリー・マキロイ（北アイルランド）だろう。12年に制し、自身初の世界ランク1位に上り詰めた思い入れの深い大会でもある。さらにフィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア（スペイン）ほか、ルーク・ドナルド（イングランド）、アーニー・エルス（南アフリカ）ら歴代優勝者たちが出場する。

日本勢は、石川遼が3年連続の出場を予定。米ツアー自己ワーストとなる4試合連続予選落ち中と不振が続くが、拠点の1つに置くフロリダで活路を見いだしたい。出場を予定していた松山英樹は、月曜日に急きょエントリーを取り消して欠場へ。次週「WGCキャデラック選手権」への準備を優先した模様だ。

【主な出場予定選手】
R.ヘンリー、L.ドナルド、J.ダフナー、E.エルス、S.ガルシア、石川遼、G.マクドウェル、R.マキロイ、P.ミケルソン、L.ウェストウッド