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2002年 ジョンディアクラシック
期間:07/25〜07/28 場所:TPCディアラン(イリノイ州)

進行の遅れに強風、上位選手は耐えるゴルフでスコアを伸ばした!

米国男子ツアー「ジョンディア クラシック」は、3日目に入り、天候が急変した。夜中から降り出した雨と雷の影響で、予定していたスタート時間が5時間も遅れてしまった。2サム(2人1組)で1ウェイ(全員アウトコースから)ラウンドする予定だったが、3人1組でアウト、インに別れてスタートすることになった。

そして、前日まで収まっていた風が急に強くなった。上空を雲が猛スピードで流れ、コース内では10メートルを超える強風が選手を苦しめた。しかし、時間を追うごとに風は穏やかになり、前半耐えた選手が後半にスコアを伸ばす結果につながった。

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首位に立ったのは、18アンダーをマークしたJ.P ヘイズとロバート・ガメスの2人。14アンダーの首位タイからスタートしたヘイズは、ピンチを迎えても好調のパットでパーセーブを繰り返し13番まですべてパー。そして、風が弱まった後半4つのバーディを数えて18アンダーまで伸ばした。

首位に1打差の13アンダーからスタートしたガメスは、4番でボギーが先行してしまった。しかし、リズムを崩さず、その後6つのバーディを量産してヘイズに追いついた。

この日、リズムを崩してしまったのは、首位に立っていたベテランのフレッド・ファンクだった。2番パー5で3パットのボギーを叩くと、続く3番パー3でも3パット。そして5番ホールでも3パットでボギーを叩いてしまった。予選2日間をノーボギーでラウンドしてきたファンクだったが、リズムが崩れるとなかなか修正が難しいようだ。10番パー5で唯一のバーディを奪ったが、上位選手ではただ1人オーバーパーでのラウンドとなった。

2日目もスコアを伸ばし11位につけていた田中秀道も、風の影響を受けた1人だ。4番でボギーが先行し、5番でバーディを取り戻したのだが、その後4つのボギーで5アンダー49位まで後退してしまった。好調を維持し、今週は初のトップ10入りどころか、優勝のチャンスもあったのだが。気を取り直して最終日にスコアを伸ばしてもらいたい。

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