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2002年 メモリアルトーナメント
期間:05/23〜05/26 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)

丸山11位タイ、谷口26位タイへ浮上

朝から心配された雨が午後になって降り出し、第2ラウンドは8割以上の選手がその影響を受けた。夕方には雷も鳴り出し、6時14分から試合は一時中断。しかし、7時25分に再開され、なんとか全員がプレーを終了した。

初日、7アンダー65で単独トップに立ったボブ・ツエー。午前8時にトップスタートを切った2日目はスコアを1つ伸ばすに留まり、トータル8アンダーでフィニッシュ。そのツエーを1打抜き、単独トップに立ったのは、65の好ラウンドを見せたハリソン・フレイザー。しかし、続いてジャスティン・レナードも65で回り、トータル10アンダーでフレイザーの首位の座を奪った。「風がおさまったことが今日の好プレーのカギ」と語るレナードは、この大会で99年7位タイ、2000年2位タイと相性がいい。3位タイにはツエーの他、ビジェイ・シンスチュワート・シンクも並んでいる。

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2日目も最大の注目はタイガー・ウッズ丸山茂樹の組。初日は丸山もタイガーも2オーバーと振るわなかったが、今日の丸山は前半が3バーディ、1ボギー、後半はボギーが先行したものの5バーディを奪取し、6アンダー66をマーク。トータル4アンダーで一気に11位タイまで順位を上げた。「出来すぎです。アプローチに不安があるけどショットでカバーできる。明日も抑えるところは抑えてがんばります」と語った丸山。風邪と疲労で初日は体調が悪かったが、今日の丸山は元気を取り戻していた。

一方のタイガーは前半後半でそれぞれ1つずつスコアを伸ばしただけ。今日70でトータルスコアをイーブンパーに戻したが、47位タイの位置から大会4連覇が狙えるのかどうか。「(ホールアウト時点で)トップとの差はわずか8打。まだ可能性はあるね」と語ったタイガーだが、その後、トップとの差は10ストロークまで広がってしまった。

ビッグネームで2日目にスコアを伸ばしたのはフィル・ミケルソン。初日の1オーバー40位タイから5アンダー6位タイへ急浮上。昨日1アンダー19位タイと好位置に付けた大会ホストのジャック・ニクラスは、今日74とスコアを落としたが、トータル1オーバーで予選を通過した。

初日に丸山と並び2オーバーだった谷口徹は、今日のスタート時間が最終だっため、雷雨による一時中断の影響を大きく受けた。しかし、5バーディ1ボギーの好ラウンドで68をマークし、トータル2アンダーで26位タイ。「グリーンが(足跡で)荒れていた。いいところでパットが入ってくれなかったけど、ショットは今年一番の出来だった」と言う谷口。試合再開直後の17番、18番を2連続バーディで終えたことが、「明日への自信につながる」と笑顔を見せた。「ショットもパットも全然ダメ」と言う横尾要は今日75を叩き、予選落ちとなった。

速報&写真:BEYONDSHIP

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