フロリダ州のウォルトディズニーワールドリゾートで開催中の米国男子ツアーの第42戦「フナイクラシック at ザ・ウォルトディズニーWリゾート」2日目。タイガー・ウッズが11アンダー、11位で危なげなく予選突破を果たし、バイロン・ネルソンが持つ113試合連続予選通過という大記録に並んだ。

初日6アンダーの8位タイと好スタートを切ったタイガーは2日目も安定したゴルフを展開。5バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばした。特にドライビングアキュラシーが93％と2日目の出場選手の中で3位。今季最大の懸案事項だったドライバーが安定してきたのは、タイガー本人が一番嬉しいところだろう。113試合連続予選通過を果たしたタイガーにとって、次に気になるのが賞金ランキング争いだ。

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その賞金ランキング争い最大のライバルが2日目トップに立った。タイガーに続いて2位につけているビジェイ・シンだ。フロント9はスコアを伸ばせなかったが、後半のアウトコースで“ゾーン”に。1番から5連続バーディ、さらに7番ではイーグルを奪いトータル15アンダーで単独トップに立った。

賞金ランキング争いのもう1人の主役であるデービス・ラブIIIもシンに3打差の12アンダー、5位タイと好位置につけている。決勝ラウンドは、タイガー・ウッズ、ビジェイ・シン、デービス・ラブIIIによるデッドヒートが期待できそうだ。

日本人選手では田中秀道が18位タイまで順位を上げてきた。終盤戦に入り調子を上げてきているだけに、どこまで順位を伸ばすのかが楽しみな展開だ。なお、久保谷健一、貞方章男、横尾要、そして先週優勝した丸山茂樹は残念ながら予選落ちとなった。