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2003年 バレロテキサスオープン
期間:09/25〜09/28 場所:ラカンテラGC(テキサス州)

首位は9アンダー、日本のトップは3アンダーの貞方章男

米国男子ツアーの第38戦『Valero テキサスオープン』が、テキサス州のサンアントニオにあるラカンテラゴルフクラブで開催した。今週はワールドランキング上位選手が出場していないので、若手や、もちろん日本勢にもチャンスが広がっている。

ところが日本勢は3アンダー39位の貞方章男が最上位で、その他の選手は出遅れってしまった。先週トップ10入りを果たし、シーズン終盤に向け勢いに乗りたい丸山茂樹も中盤つまづいてしまった。1、3番でバーディを奪ったが、7番ボギーの後10番はダブルボギー。1オーバーまで崩したが、16番パー4でイーグルを達成した。これでアンダーパーグループに入ったが、まだまだ調子には乗れていない。

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4試合連続して予選を突破している久保谷健一は、バーディを4つ奪いながらも10、11番で連続ダブルボギーを叩くなど出入りの激しいゴルフになってしまった。バーディも奪えるようになってきたので、リズムに乗れば大きくスコアを伸ばすことも可能だ。現在139位と大きく出遅れているが、明日の巻き返しを期待する。

上位陣は大きくスコアを伸ばした。3週間前に行われた「ベルカナディアン」に優勝したベテランのボブ・ツエーと、若手のヒース・スローカムの2人。スローカムは9つのバーディを奪う完璧なラウンドだった。

首位を1打差で追うのは、オーストラリアのアーロン・バデリーだ。10番ホールからスタートしたバデリーは、13番から17番まで5連続バーディを奪い、後半も3つ伸ばして9アンダーの首位に並んだ。しかし8番でボギーを叩き一歩後退。今シーズンのバデリーは、開幕2戦目のハワイアンオープンで、アーニー・エルスと壮絶な優勝争いを演じている。そろそろ初優勝が欲しいところだ。

バデリーと同世代では、チャールズ・ハウエルIIIが5アンダーの13位につけている。昨年10月の「ミケロブ選手権」でツアー初優勝を果たしているが、約1年間優勝がない。この日は5バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを展開、明日以降も伸ばしてくるか注目される。

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