アダム・スコットほか上位陣のコメント/ドイツバンクUS選手権3日目
2003年 ドイツバンクUS選手権
期間:08/29〜09/01 場所:TPC of ボストン(マサチューセッツ州)
A.スコットが、15アンダーで首位をキープ!!
マサチューセッツ州北部にあるTPC of ボストンで開催されている、米国男子ツアーの『ドイツバンクUS選手権』3日目。前日9アンダーの「62」をマークし単独首位に浮上した、オーストラリアのアダム・スコットが、4ストローク伸ばし通算15アンダーで首位をキープしている。
2番パー5では2日連続のイーグルを奪ったスコットは、10番までに5ストローク伸ばした。ところが、11、13番でボギーを叩き、最終18番パー5でバーディを奪ったが、少し伸び悩んでしまった。それでも2位に3打のリードを持って最終日を迎えることになった。
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2位には8ストローク伸ばしたジョナサン・ケイが15位から浮上してきた。6月の「ビュイッククラシック」では、プレーオフをイーグルで決着つける劇的な初優勝を果たした。先週行われた「WGC-NECインビテーショナル」でも単独2位に入るなど、好調なゴルフが続いている。
そして11アンダー3位には、先週の試合でケイを抑え優勝を果たした北アイルランドのダレン・クラークとジェフ・オギルビー、イングランドのジャスティン・ローズの3人が並んでいる。クラークとローズの2人は、この試合を最後に欧州ツアーに戻ることになりそうだ。
前日、予選落ちのピンチさえ迎えたタイガー・ウッズは、この日も前半はバーディ、ボギーを繰り返すチグハグなゴルフになってしまった。しかし後半は5つのバーディでスコアをまとめ、通算7アンダーの15位に浮上してきた。首位のスコットとは8打差ついているが、逆転の可能性も皆無ではない。
日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した久保谷健一は、前半4バーディ、1ダブルボギーの2アンダーペースでラウンドしていたが、後半4つのボギーで逆の2オーバーとしてしまった。通算でも2アンダーになり、15位から39位に後退してしまった。