“ライの改善”ペナルティにD.ウォルドーフは・・・
2003年 FBRキャピタルオープン
期間:06/05〜06/08 場所:TPC at アベネル(メリーランド州)
R.サバティーニが首位キープ。決着は月曜日に!
メリーランド州のTPC at アベネルで開催されている、米国男子ツアー第22戦『FBR キャピタルオープン』3日目は豪雨により順延が決定。第3ラウンドを日曜日、最終ラウンドを月曜日に行うことになった。メジャー以外で月曜日に丸々18ホールを順延するという措置が取られる事は稀で、2001年のビュイッククラシック以来の事となる。
1日空けて迎えた第3ラウンドは、8アンダーからスタートした南アフリカのローリー・サバティーニが、3ストローク伸ばして11アンダー単独首位をキープしている。中盤順調にスコアを伸ばしたサバティーニだが、最終18番は3パットのボギーを叩き、2位とは1打差になってしまった。初日からインコースの後半にスコアを崩しているだけに、最終日も終盤の勝負どころでボギーを叩いてしまうかもしれない。
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1打差でサバティーニを追うのはスウェーデンのニコラス・ファスだ。初日はボギーを3つ叩くなど出入りの激しいゴルフだったが、2日目以降は安定したゴルフを続けている。欧州ツアーで活躍するファスだが、次週行われる全米オープン出場を前に。調整を兼ねてこの試合に出場している。
3位は8アンダーのダフィ・ウォルドーフ、4位には7アンダーのフレッド・ファンクとパドレイグ・ハリントン。3人はこの日のベストスコア66をマークし順位を大きく上げてきた。
また、日本の田中秀道は、この日もボギー、バーディを繰り返すラウンドになってしまった。それでも1ストローク伸ばし通算4アンダー。順位は21位に後退してしまったが、最終日の爆発に期待がかかる。次週の全米オープンのためにも、色々なことを試しながら、上位進出を狙ってもらいたい。