米国男子ツアー第12戦「ザ・プレーヤーズ選手権」2日目。初日の雷雨サスペンデッドによりこの日もプレーが遅れ、午後6時44分に日没サスペンデッドとなった。

早朝に全員が第1ラウンドを終了した時点でトップに立ったのは5アンダーのフレッド・カプルスとパドレイグ・ハリントン。第2ラウンドに入ってもハリントンが好プレーを続け、9アンダーで2位に2打差をつけ暫定で単独首位に立った。

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第2ラウンドを10番ホールからスタートしたハリントンは出だしでボギーを叩いたが、その直後の11番でバーディを奪い落ち着きを取り戻し、その後もこのコースの攻略ポイントと言われる4つあるパー5のうち、3つでバーディを奪うなど安定した結果を残した。メジャーでは常に上位に食い込む実力者だが、今週はこの勢いで突っ走れるか注目である。

また2位には、92年の今大会チャンピオンで今季既に1勝し好調のデービス・ラブIII、昨年の本大会優勝者クレイグ・パークス、さらにツアー未勝利のスキップ・ケンドールが並んでいる。

注目のタイガー・ウッズはトータル2アンダーで暫定29位タイ。何とか予選通過の記録を101に伸ばすことができそうだ。ウッズは終始プレーのリズムを掴むことができず、特にパッティングに苦しんだ。「パットの時セットアップしてもしっくりこなかったが、後半になって徐々に感覚が蘇ってきた。今日のことは忘れる。後ろを見ても仕方がない」と既に明日の巻き返しを誓っていた。

日本勢では丸山茂樹がこの日7つスコアを伸ばし、トータル3アンダーで暫定19位タイ。暫定だが65は2日目のベストスコアで、初日の借りを返した。前半に3連続バーディ、後半は4連続バーディを奪うなど絶好調で、18番ホールでダブルボギーを叩いた以外はほぼ完璧な内容だった。田中秀道は14番ホールを終了時点で9オーバー135位タイと、予選通過はほぼ絶望的な状況だ。

27名が明日午前8時30分より2日目のプレーを終了する予定で、第3ラウンドは10時30分より開始される。なお、3日目も3人1組となり、1番と10番ホールに分かれてスタートする予定。予想予選通過ラインは1オーバーとされている。