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日本女子の2人がベストスコア 男子は岡崎錬が連日の活躍

ジュニアの国別対抗戦「トヨタジュニアゴルフワールドカップ2015 Supported by JAL」2日目。前日の第1ラウンドは、男女ともに首位スタートを切った日本チームだが、この日は、やや明暗が分かれた格好となった。

女子チームは、ディフェンディングチャンピオンにふさわしい、まさに横綱相撲とも言えるゴルフを見せた。前週国内女子ツアーの「サントリーレディスオープン」を戦い、15日の月曜日には「全米女子オープン」予選会にも出場しながら、初日に「68」をたたき出した松原由美は、この日も元気いっぱい。「できるだけ多くバーディを獲ることを考えながらプレーしていました」と、「67」をマークし、連日のベストスコアを記録した。

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「今日はパターがよく入ってくれました。ショット自体はきのうよりも悪かったんですが、後半にロングパットが2回連続で入ったりして、流れが良くなり、いいプレーができたと思います。いい状態でプレーできているので、あしたからも集中してスコアを伸ばしていきたいと思います」

前日「76」と振るわなかった新垣比菜も、ステップアップツアー優勝者の実力をいかんなく発揮して「67」でホールアウト。「そのあと、すぐにバーディを獲れて、全体的にはいい流れでゴルフができたと思います。きょうはとくにショートアイアンが良くてピンに絡んでくれたので、リズム良くゴルフができました」。松原と並ぶベストスコアで、チームのトータルを14アンダーまで引き上げた。

2位の韓国に14打差のリードをつけた女子チームを橋田源太郎監督も「想定外のスコア」という最大級の言葉で讃えた。「素晴らしい選手たちですね。きょうは予想していたピン位置が6割ぐらい当たったので、その点も良いスコアが出た要因だと思います。女子はトップですが、あしたからもできるだけ赤い数字(アンダー)を残すようにと話しました。ただ、無理はしないでいいと話してあります」

一方の男子は初日首位タイから一歩後退して2位。4人のうち最初にスタートしていった宇都宮鋭多が「73」、金谷拓実、塚本岳も「71」のパープレーが精いっぱいだった。

しかし3人目までアンダーパーを記録できないという事態を救ったのは、やはりエース格の岡崎錬。「出来すぎ」とまで言っていた前日の「67」とは1打しか違わない「68」。「きょうは耐えるゴルフでした」と言うものの、チームのこの日のスコアを通算3アンダーまで一気に引き上げたのは、さすがだった。

首位ノルウェーの数字には岡崎も驚きを隠せない。チームは3打差の2位に後退した。それでもまだ試合は折り返したばかり。「あと2日間ありますし、日本チームもまだ何が起こるかわからないので、あきらめずに優勝を目指してがんばります」と力を込めた。

トヨタジュニアゴルフワールドカップ公式サイト

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