1WはELYTE アイアンはキャビティ回帰 キャロウェイと契約更新の笹生優花ギア
◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前(29日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)
昨年6月「全米女子オープン」で史上最年少の大会2勝目を挙げた笹生優花。多忙を極めた昨年12月は「ゴルフ場に行ったのは撮影(の仕事)だけ」と練習時間の確保もままならず、「レベルアップというか、レベルが下がったかもしれない」と笑う。それでも、拠点のあるテキサス州ダラスに戻ってから少しずつ調整を進め、開幕戦を控えたセッティングにも変化があった。
2022年から始まったキャロウェイとの契約をシーズン前に更新。ドライバーは同社の最新モデルELYTE ◆◆◆を選んだ。イミドアンドサンズの真っ黒なプロトタイプシャフトは昨年までと同じものを挿しており、試合でのパフォーマンスを踏まえて新1Wの評価を見極めたい意向だ。
23年シーズンの途中からマッスルバックに切り替えていたミドル&ショートアイアンもAPEX CBでそろえているのが特徴。「(マッスルバックの)MBの見た目がいいなと思って(23年途中に)替えた。今回キャビティに戻してもいいかなと思ったのと、MBよりも(ウエートを)細かく調整できるCBで重さだったりをいろいろテストしてみたかった」と話す。
練習日時点で16本が入っていたように選定作業の真っただ中。「テスト中ですけど、(今週)しっかり結果を出すように考えている」とも話し、メジャーだけを見据えて戦うつもりはないことを強調する。「みんながそう(メジャーで勝ちたい)だと思うんですけど、ほかの試合でもしっかり安定した結果を出せるように頑張りたい」。誰もが認める爆発力に安定感が加われば、もはや怖いものはなくなる。
<開幕前のクラブセッティング>※練習日のため16本
ドライバー:キャロウェイ ELYTE ◆◆◆(9度)
シャフト:IMIDE AND SUNS(イミドアンドサンズ)プロトタイプ
フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX HL(3番16.5度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ GT(60g台、硬さX)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW<2022年>(19度)、パラダイム Ai スモーク ユーティリティ(5番24度)
シャフト:UW/三菱ケミカル ディアマナ ZF(60g台、硬さX)、UT/USTマミヤ Recoil DART
アイアン:キャロウェイ APEX Ti FUSION(4番)、APEX CB<2023年>(4~9番)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ
ウェッジ:キャロウェイ JAWS FORGED (46度)、OPUS(50、56、60度)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105 (S)
パター:オデッセイ Ai-ONE MILLED THREE T DB