2023年 ホンダLPGA

「G430 MAX×青ベンTR」渋野日向子はガラッとスタメンチェンジ

2023/02/22 19:31
スイングもクラブも新バージョンへ

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 事前情報(22日)◇サイアムCC(タイ)◇ 6576 yd(パー72)

タイで今季の米女子ツアー開幕戦を迎える渋野日向子。このオフに青木翔コーチのもとに戻り、スイングを大幅修正。昨年よりボールの高さが出てスピンも入るようになったことで、彼女のキャディバックの中身もガラッと変わった。

ドライバーを「ピン G410 PLUS ドライバー」から「ピン G430 MAX ドライバー」にスイッチ。「安定感が増して、平均的に飛んでいると思います」と渋野。いろいろなシャフトを試した結果、最終的に藤倉コンポジットの「VENTUS TR BLUE(5S)」に落ち着いた模様。

フェアウェイウッドは、これまで「ピン G425 MAX」の3番(14.5度)、7番(20.5度)だったが、新しい「ピン G430 MAX」になり、番手も3番(15度)、5番(18度)に変更。ユーティリティも、「ピン G425 ハイブリッド」の5番(26度)、6番(30度)から「ピン G430 ハイブリッド」の4番(22度)、5番(25度)となった。モデル、番手が様変わりしたが、「この2週間はこの体制です。5番アイアンが入ったり、違うクラブが入ったりは、まだやっていくと思います」(渋野)と上の番手はまだ試行錯誤の段階。

今週のバッグの中身。ロフトピッチが様変わり

アイアンもドライバー同様にこれまで2年近く変更がなかったが、今年ピンの新しい「ピン i230 アイアン」へ。新しくピッチングウェッジを入れた。

ウェッジは「ピン GLIDE 3.0 ウェッジ SS」を継続して使用。ただしロフトピッチに変化があり、これまで46、52、54、58度の4本体制が、50、54、58度の3本体制に(PWを除く)。「今年は3本にしました。距離も変わってきたので、それを含めて色々計算して。(それぞれ)差は10~15ydなので、3本で対応できるかな」と渋野。

パターも、昨シーズンはマレット型の「ピン PLD ミルド DS 72 パター」をピン型の「ピン 2023 アンサー 2D パター」へ。「ピン型が自分に合っていました。(以前使っていたピン型の)シグマ2よりは大きいヘッドで安心感があります。練習した感じでは打ちたいところにいっています」(渋野)。

スイングを変え、2年ぶりにドライバーやアイアンを一新し、パターもメジャーをとったころのピンタイプに戻した。“新生渋野”の一年がスタートする。

渋野日向子セッティング>
ドライバー:ピン G430 MAX ドライバー(ロフト10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ50g台、硬さS、長さ44.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G430 MAX フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(3番=50g台、S)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(5番=60g台、S)
ユーティリティ:ピン G430 ハイブリッド(4UT 22度、5UT 26度)
シャフト:藤倉コンポジット TRハイブリッド(70g台、S)
アイアン:ピン i230 アイアン(6番-PW)
シャフト:藤倉コンポジットMCI 80R
ウェッジ:ピン GLIDE 3.0 ウェッジ SS(50、54、58度)
シャフト:藤倉コンポジットMC WG105-MILD
パター:ピン 2023 アンサー 2D パター
ボール:タイトリスト プロ V1x ボール

ピン G430 MAX ドライバー(10.5度)
ピン G430 MAX フェアウェイウッド(3番15度)
ピン G430 ハイブリッド(4U 22度、5U 26度)
ピン i230 アイアン(7番)
ピン グライド 3.0 ウェッジ(54、58、50度)
ハイブリッド(上)とウェッジ(下)のシャフトにはそれぞれ「ぴーなっこ」の文字が
ピン アンサー 2D パター
タイトリスト プロ V1x ボール

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