ブリヂストンの未発表ドライバー“★★”を発見 木下稜介は約3年ぶりにBSのモデルを使用
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前(1日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)
プロアマ戦のスタートホールで木下稜介を撮影していると、フィニッシュ後にドライバーのヘッドをこちらに向けて差し出し、「撮ってくれ」と言わんばかりの笑顔を見せた。ソール上部には「B」マーク。これまで長く使ってきたキャロウェイの「ローグST MAX LS」ではない。となると、ブリヂストンの新ドライバーだろうか。
話を聞くと、ヘッドカバーを外してヘッドを見せくれた。ネックには「B-Limited BX ★★ TOUR」の文字。どうやら現行の「B-Limited BX1 ★ TOUR」の後継モデルのようだ。トウヒールにはウエートが配置され、トウ側のウエートの上にはさらに鉛が貼られていた。フェース中央のトウ寄りには「SLIPLESS BITE MILLING」の文字があり、バイティングフェースが踏襲されている模様。前作は455ccでツアー系の小ぶりヘッドだったが、木下が手にしていた最新ヘッドはそれよりも大きく見えた。
「ここしばらくずっとテストしていました。ローグより数字が良くて、ヘッドスピードが0.5m/s上がり、さらに初速も1.5m/s上がった。飛距離にして確実に5ydは違いました」。このクラスの選手にとって、プラス5ydはまさに喉から手が出るほど欲しい数字だ。
「フェースはザラザラしていて食いつく感じがあるのに初速が出るから不思議なんですよね。今日は最終調整したものを打って、良かったので、明日(初日)からの投入を決めました」。この日のプロアマは“★★”だけを打っていた。
前作よりは大きく見える顔に関しても、「ちょっとディープに見えて、今どきのデカヘッドではないところも気に入っています。大きすぎると振りにくい感じがあって。クラウンもマットなので、そこもシャープに見えて構えやすい」と賛辞の言葉が並んだ。契約フリーになって久しい木下がブリヂストンのドライバーを使うのは、実に3年ぶりになる。
木下のほかにも、堀川未来夢、清水大成、宮里優作、宇喜多飛翔らがテストしていた。他モデルの有無や、発売日、性能など含めた詳細は今のところ不明。
ちなみに、木下はアイアンも今週からブリヂストンの新しい「100CB」に一新していた。「中日クラウンズ」で試して以来、調整を重ねてきたモデルだ。「球がつかまって飛びすぎてしまう傾向があったので、ロフトを寝かすなどいろいろと調整して。縦距離が合ってきました。いちばんの良さは出球で、パンと上に上がってくれること。今までのキャビティよりかなり球を上げやすく、上から落とせます。サイドスピンも少ないので曲がりが気にならない。少しやさし目のアイアンかなと思います」
ドライバーもアイアンもBマークのついたモデルで初日を迎える。もはや契約選手並みに、バッグの中はブリヂストンだらけだ。(栃木県那須塩原市/服部謙二郎)