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欧州男子ボルボ中国オープンの最新ゴルフニュースをお届け

「いま僕はココにいます」Vol.57 中国編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・25歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、深センにいます。

今週は中国での欧州ツアー「ボルボ中国オープン」に出場します。直近2試合はインドでの「ヒーローインディアンオープン」で2位、前週モロッコでの「ハッサンIIトロフィー」では6位に入ることができました。

モロッコではティショットもアイアンショットもできはもうひとつで、必ずしも調子は良くなかったんですが、ショートゲームで耐えることができました。3日目のラウンド後にはドーピング検査があったりで、ちょっとバタバタしつつ(笑)、アプローチとバンカーショットとのかみ合わせがうまく行き、スコアメークできたと思います。

モロッコからはツアーのチャーター機で英国ロンドンのガトウィック空港へ。次のフライトで香港に到着したのは30日(火)になりました。そこからは車で深センに向かいましたが、国境線でパスポートコントロール(イミグレーション)に時間がかかって…。

5年前に同じルートをたどった時はパスポートを見せるだけだったような気がしたんですが、今回は車からいったん荷物を出して、検査に約30分。2時間ほどのドライブでコースにつく予定でしたが、なかなかすべてがスムーズにいくとは限りません。

ところが、今回のオフィシャルホテルは試合会場の真横でひと安心。お風呂がベランダにあって、コースが一望できます。コースチェックはプロアマ戦が行われていた開幕前日の朝に18ホールを“歩くだけ”になってしまいましたが、今週は日々、疲労をとりながら頑張ろうと思います!

〈今週のディナー〉
オフィシャルホテルには日本食レストランもあって助かりました。経験上、中国での食事は“アタリ・ハズレ”があって、あまり期待せずに入ったのですが、キャディの坂井恵さんの牛丼も僕のカツカレーもなかなかおいしい。今週は食のストレスも少なそうです。カツカレーはサラダがついて85元(約1406円)でした。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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