好調ムーアが自力でライダーカップ出場資格を掴むか（Gregory Shamus/Getty Images）

数週間前のことだが、「全英オープン」中にライアン・ムーアが昼食を食べていると、そこに「ライダーカップ」アメリカ代表キャプテンのトム・ワトソンがやって来た。

「彼は自分に出場の可能性があると知っていた。当落線上にいることをね」と、今週「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場しているライアン・ムーアは語った。ムーアは現在ライダーカップポイントランキング14位。上位9名にのみ自動的に出場権が与えられる。

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「彼（ワトソン）は僕の調子が良いのを知っていると言っていたよ」。

ムーアは出場した直近3大会でいずれもトップ12以内という成績を残している。木曜（今大会初日）も好調を維持し、「65」の5アンダーで上位に名を連ねた。

ライダーカップランキングではトップ9外にタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、キーガン・ブラッドリーらビッグネームが揃っているため、ムーアは初出場を運頼みにしたくはないと考えている。

ウッズ、ミケルソン、ブラッドリーにあってムーアにないものは、2年ごとに開催される大会での経験。

「自分は出場資格を勝ち取らないといけない。それは理解している」とムーア。

「そのつもりだし、あと2週間残されているからね。極めて単純明快なことだよ。勝ち取らないといけないもの。キャプテンピックには頼りたくない。もし選ばれたとしたら、それはそれで凄く驚くと思う」と語った。