ハリス・イングリッシュがツアー通算2勝目
2013年 OHLクラシックatマヤコバ
期間:11/14〜11/17 場所:エル・カマレオンGC(メキシコ)
24歳のホープ、イングリッシュがツアー2勝目
By PGATOUR.COM wire services
悪天候が続いた「OHLクラシックatマヤコバ」は、日曜日に29ホールを消化したハリス・イングリッシュが2位以下に4打差をつけ、ツアー2勝目をマークした。
午前中に未消化分だった第3ラウンドを「68」でホールアウトしたイングリッシュは、最終ラウンドで6アンダー「65」の好スコアを記録した。さらに、本来であれば大会3日目となるはずの土曜日の午前中にも、彼はツアー自己ベストとなる「62」で、第2ラウンドをフィニッシュしていた。
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「スイングについて小さなきっかけをつかめた。それが良かったのかな」と、イングリッシュは振り返った。「今週はずっと、いい感じでボールを打てた。最初の2日間は風の影響でドライバーに手を焼いたけど、後半はしっかり対応できたと思います」
ジョージア大学OBのイングリッシュは24歳。若手のホープは通算21アンダー「263」で大会を制した。
「マヤコバでのプレーは初めてでした」と、イングリッシュ。「本当に素晴らしいトーナメントでした。最高の1週間となりました。宿泊したプラヤではビーチで過ごす時間もあったし、ゴルフの内容も良かったからね」
イングリッシュは6月にテネシーで開催された「フェデックス セントジュード クラシック」でツアー初優勝を挙げていた。
「初優勝の時よりも、今週はだいぶ心地よくラウンドできました」と話す。
25歳以下の若さで、PGAツアーで複数回の優勝を成し遂げたのは、イングリッシュとロリー・マキロイのわずか2人しかいない。
2位には最終ラウンドで「67」をマークしたブライアン・スチュアードが入った。
第3ラウンドを終わってトップに立っていたロバート・カールソンは、最終ラウンドで「72」とスコアを伸ばせず、通算15アンダーの6位タイに終わった。
「全体的にロングショットの調子が悪くて」と、44歳のスウェーデン選手は語った。「早かれ遅かれ、いつかは復調するものだけど…だからこの結果にも満足だよ」
通算16アンダーの3位タイには、ジェイソン・ボーン(最終日「68」)、クリス・ストラウド(同「68」)、ロリー・サバティーニ(同「70」)の3選手が入った。ジャスティン・ヒックス(同「67」)、ジャスティン・レナード(同「67」)、チャールズ・ハウエルIII(同「69」)は、カールソンと並んで通算15アンダーで大会を終えた。
水曜から金曜にかけて、4インチ(およそ10cm)以上の降雨に見舞われたコースは、かなりウェットな状態だった。そのため選手たちにはプリファードライの適応が認められた。