耐え抜いて予選突破。自身5度目（全英は4度目）のメジャー挑戦で初の決勝ラウンド進出を果たした小田孔明

◆小田孔明 5ボギー「77」 通算2オーバー56位タイ
「あれだけショットを曲げて、よく5オーバーで回れたという内容。全身、砂だらけっすよ。ティショットも左、左に行くし、力まないようにとは思うけど、風が強いからどうしても力が入ってしまう。バーディチャンスどころか、ほとんどパーオンしなかった。こんなに耐えて、耐えて、耐え抜いてというのは記憶にない。球探しも4、5回あって全て見つかったんですよ。ダボを打たないという目標は達成できたし、最低限予選通過と思っていたのでとりあえずはほっとした。明日はバーディを獲れるように頑張るけど、極度に疲れたのでもう帰っていいですか（笑）」。

◆岩田寛 1イーグル3バーディ6ボギー2ダブルボギー「77」 通算3オーバー予選落ち
「ショットがあまり良くなかった。途中（5番）から競技委員がついて（プレーペースを早くしろと言われ）、そこからおかしくなりました。なんでついたのか分からない。最後のダボ、ダボで今は何も考えられないです。（早い時間に）雨を食らったのも僕らだけだし、いつもそうなんで…」

初挑戦となったメジャー大会。結果は出なかったが、手応えは手に入れた宮里優作

◆宮里優作 3バーディ6ボギー1ダブルボギー「77」 通算5オーバー予選落ち
「アイアンがちょっと良くなかった。前半は良かったけど、風を気にし過ぎて右に出したり、掴まえ過ぎたり。逃げれば逃げるほど難しいのがこのコース。思うように行かなかったです。難しかったけど、技術的に足りたいことはないと思ったので、あとはイメージの問題かなと。来年に向けてよい収穫になりました」

◆小林正則 1イーグル2バーディ5ボギー「73」 通算7オーバー予選落ち
「初日の18番が悔やまれる。今回、自分に期待はしていなかったので仕方ないけど、こういう舞台をプレーしてきっかけは掴んだ。ヒントを貰ったのでそれが大きな収穫です。今日、14番でセカンドショットが入った（189ヤード、8I）瞬間は、砲台で見えなかったけど、ギャラリースタンドがあって大歓声をもらった。気持ちよかったので、思わずボールを投げました。もっと練習して上手くなって、またメジャーに挑戦したい」

◆近藤共弘 1バーディ6ボギー「77」 通算9オーバー予選落ち
「見た目とのギャップがあって、どうしてもパターが打ちきれなかった。3度目の挑戦でこれまで全て予選落ちだったので、今回は期するものがあった。結果は残念だけど、秋からの日本ツアーに向けて良い経験ができました」