地獄の6日間と呼ばれるPGAツアー「Qスクール」。第1ステージ、第2ステージと勝ち上がってきた170名の選手が04年PGAツアーのシード権を争い熱戦を繰り広げる。いばらの道と表現される6日間の戦いを征した、上位30位タイまでが04シーズンのシード権を獲得できる。中にはPGA復帰を願うライダーカップ代表選手やPGAツアー優勝経験者などもいる。ライダーカップ1999年大会で優勝したアメリカ選抜チームのメンバーだったスティーブ・ペイトは昨年に続いて、今年も「Qスクール」に参戦せざるを得ない状況にある。

スティーブ・ペイト「僕はまだ良い方だよ。PGAツアー6勝のおかげで、まだ数試合には参戦資格があるんだ。でもちゃんとしたシード権が欲しいよね」

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昨年までは35位タイまで許されていた「卒業生」の枠は今年からトップ30位タイまでと縮小。狭き門に立ち向かう勇気と気力が6日間の激闘に耐えられるのだろうか。さらに、今年の「Qスクール」開催コース、オレンジ・カウンティ・ナショナルの2コースは昨年や一昨年の開催コースに比べてかなり長い。オレンジ・カウンティ・ナショナル：クルックド・キャットは7，453ヤード、パンサー・レイクは7，365ヤード。02年開催コースのPGAウエスト、TPCスタジアムコースが7，234ヤード、ジャック・ニクラス・コースは7，204ヤード。01年開催コースのベアレイクス、レイクコースは6，986ヤード、リンクスコースは7，076ヤードだった。

＊激闘のPGA「Qスクール」には日本から宮里優作、久保谷健一、宮瀬博文なども参戦。運命が決まる4日目から最終日までザ・ゴルフ・チャンネルで衛星生中継予定