感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」レースは混戦模様!?
「全米プロ選手権」も「世界ゴルフ選手権NECインビテーショナル」も終わった9月。いまだに「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」が決まらないのは珍しい。今まではタイガーの独壇場だった「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」のタイトルも今年はかなりの混戦模様。シーズン出だしは、アーニー・エルスがハワイで2連勝。しかしその直後、マイク・ウィアがスイスイと2勝をあげたかと思うと、膝の手術から復帰したタイガーが通常どおりあれよあれよと3勝した。今季もタイガーの年になるかと思ったら、デービス・ラブIIIがペブルビーチとザ・プレーヤーズ選手権で最終日に64をマークし快勝。主役が4人に増えてしまった。
その中から最初に抜け出たのがマスターズを制したマイク・ウィアだった。しかしその翌週にはデービス・ラブIIIが3勝目を獲得し追随。その直後、さらに2人が加わった。バイロン・ネルソン卿の試合でビジェイ・シンがシーズン2勝目を挙げ、アニカ参戦で沸いたコロニアルと翌週のメモリアルをケニー・ペリーが連勝した。
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さらにデビッド・トムズがワコビアとFedExで2勝を挙げレースに加わると、ジム・フューリックが全米オープンで初メジャーを獲得した。その直後にタイガー・ウッズがシーズン4勝目をウエスタンで獲得。再びタイガーがリードしたかに思えた。しかしその後、フューリックがまたひとつ勝ち星を加え、ラブIIIがインターナショナルの優勝でタイガーの4勝に並んだ。
今季は9月末の世界ゴルフ選手権、そして11月のツアー選手権まで、この「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」レースは続きそうだ。
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