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波乱の「マスターズ」だからこそ生まれた、記録の数々

誰もが予想しなかったザック・ジョンソンのマスターズ制覇。強風、真冬の気温、全米オープン並みのタフなセッティング…。今年の「異常」なマスターズでは数多くの記録が生まれた。

●ジョンソンの優勝スコア(1オーバー)は大会のハイスコア記録に並んだ(過去に2度、トータル289があった)。

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タイガー・ウッズスチュアート・アップルビーの最終組の2つ前の組を回っていたジョンソン。1991年以降、マスターズの優勝者は毎年最終組から生まれていたが、ジョンソンの優勝でその記録も途絶えた。

●大会全体の平均スコアは75.881で大会史上4番目に高い平均スコアとなった。最も高 かったのは1956年の77.183。

タイガー・ウッズがメジャー大会で2位に入ったのは自身3度目で、24度目のトップ10入りとなった。

●タイガーが最終日にリードを奪われたのは自身3度目。そのリードを取り戻せなかったのは自身初のこと。

●日本ツアーでもお馴染みのJ.M.シンは最終日1番ホールで「8」をマークし、出だしホールでの最多スコアに並んだ(1998年のオリン・ブラウン、1998年のスコット・シンプソン、2001年のビリー・キャスパー)。

●コンディションが比較的優しくなった最終日にはイーグルが10回見られた。最初の3日間での合計は8個だった。

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