ゴルフきょうは何の日<4月22日>

青木功 トム・カイト チャーリー・シフォード
2004年に世界殿堂入りしたメンバー。左から青木功、トム・カイト、マーリーン・ストレート、チャーリー・シフォード(Stan Badz/PGA/Getty Images)

2004年 青木功の世界ゴルフ殿堂入り発表 日本男子初

青木功が同年に世界ゴルフ殿堂入りすることが決まった。ジョージア州サバンナで行われたリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブゴルフの会場で発表された。日本人では樋口久子に続く2人目となり、日本男子では初の偉業だった。

知らせを受けた青木は試合に参戦するため、ジョージア州に滞在中だった。「正直、自分自身驚きとうれしさが交互している。聞いた翌日は内緒にしなくてはいけないのに近い友人とベロベロになるほど飲み明かした。本当にうれしい。自分は好きなことをしていただけだが、後から着いてきた丸山(茂樹)くんなど若い人達が活躍してくれたので、この賞が貰えたのだと思う。ここまで来られたのはみんなの協力があったからだ。特にワイフのチエ。本当にうれしい、ありがとう」と喜んだ。

1980年「全米オープン」ではジャック・ニクラスと“バルタスロールの死闘”を繰り広げて当時メジャーでは日本人最高位となる2位で終え、1983年米ツアー「ハワイアンオープン」で日本人初の米ツアー優勝を挙げた。世界中に“アジアに青木あり”と名前をとどろかせた。

同年11月にセント・オーガスティンのゴルフ・ヴィレッジに建つ「世界ゴルフ殿堂」でトム・カイトチャーリー・シフォード、マーリーン・ストレートと並んで受賞式典に青木は出席した。

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