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2019年 ザ・ノーザントラスト
期間:08/08〜08/11 場所:リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)

バンカーで拾った「石」は砂だった マキロイに2罰打のち取り消し

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 2日目(9日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7370yd(パー71)

ロリー・マキロイ(北アイルランド)が、ラウンド中に科された罰打をホールアウト後に取り消された。後半14番(パー3)、第2打の直前にバンカー内で取り除いたルースインペディメント(分離した自然物/石、分離した草、葉、枝など)が、砂のかたまりだったことが判明。規則12-2bに基づいて2罰打とされたが、競技委員との再度の話し合いの末、ペナルティーを免れた。

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ゴルフ規則は2019年の改正により、バンカー内のルースインペディメントを取り除くことができるようになった。マキロイはグリーンサイドからのバンカーショットを前に、石だと思って拾い上げたものが、これに該当しない砂だと分かり、競技委員に相談した。「わざと砂を触ったわけじゃないんだ」と訴えたが、違反と判断され、このホールをダブルボギーとした。

この裁定に、テレビを中心とした視聴者がSNSで大ブーイングが浴びせた。多くは砂に故意に触れていないことを主張したマキロイを擁護。プレーを終えてからツアーは競技委員と確認し、無罰に改めた。

マキロイは「今年になって、いわゆるペナルティーエリアでのルールが少し変わったことは知っていた。ボールのそばにあったのが、石だと思ったから拾ったんだけど、触ったら石じゃないことが分かった。砂を触ってしまったから、その“グレーゾーン”のルールは分からなかった」とラウンド中に競技委員を呼んだ経緯を説明。のちに、ライを改善するなどの意図がなかったことが全面的に認められた。

ダブルボギーはパーとなり、提出の際には「70」だったマキロイのスコアは「68」に訂正された。通算9アンダーで、首位のダスティンジョンソンと3打差で決勝ラウンドに進んだ。

<ゴルフ規則>12.2b バンカーの砂に触れることに関する制限
(1)砂に触れた結果、罰を受ける場合。バンカー内の球に対してストロークを行う前に、プレーヤーは次のことをしてはならない:

・砂の状態をテストしたり、次のストロークについての情報を得るために手、クラブ、レーキ、その他の物でそのバンカーの砂に故意に触れること。または、

・次のときにクラブでそのバンカーの砂に触れること:

球の直前、直後の区域(ただし、球をフェアに捜すときに規則7.1aに基づいて認められる場合、または規則12.2aに基づいてルースインペディメントや動かせる障害物を取り除く場合を除く)に触れるとき。

練習スイングを行うとき。または、ストロークのためにバックスイングを行うとき。

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