松山 連覇逃し14位/「フェアじゃない」オーガスタに物申す
2022/04/12 17:00
ゴルフの祭典「マスターズ」は全日程を終了。松山選手の連覇はなりませんでしたが、勝者にも敗者にも数々のドラマが生まれました。ツアー復帰を果たしたウッズ選手や、世界1位になった勢いそのままにマスターズを制したシェフラー選手、思うようにプレーできずコースセッティングに物申したハットン選手。それぞれの物語を振り返ります。
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松山英樹はグリーンジャケットを返還「また外に持ち出せるように」
大会史上4人目の連覇に届かなかった松山英樹選手。王者の証であるグリーンジャケットはオーガスタナショナルGCに返還され、外に持ち出すことはできなくなるそうです。「またね、頑張って、外に持ち出しできるように頑張りたい」という松山選手の挑戦は、来年へと続きます。
ウッズの次戦は未定 聖地での「全英」には出場意欲示す
1年5カ月ぶりのツアー参戦となった「マスターズ」を47位で終えたタイガー・ウッズ選手。決して良い成績ではなかったものの、引き連れたギャラリーの多さがウッズ選手への注目度の高さを物語っていました。復活優勝に期待がかかる今後は、ビッグイベントに絞りつつ、回復次第で参戦するとのことです。
シェフラーのオーガスタの長い朝と4パット締め
今年2月のツアー初勝利から、あっという間に世界ランク1位に上り詰めたスコッティ・シェフラー選手。勢いそのままにマスターズを制覇しましたが、最終日の朝は「赤ん坊のように泣いた」ほどナーバスになっていたのだとか。心を落ち着かせるきっかけとなったのは、夫人がかけてくれた言葉でした。
「終わってせいせい」「フェアじゃない」ハットンがオーガスタに物申す
“感情表現が豊かな”ことで知られるティレル・ハットン選手がオーガスタのコースセッティングに「フェアじゃない」と異を唱えました。最終日はフェアウェイキープ率42.86%、パーオン率27.78%と低迷し、フラストレーションをためたハットン選手。13番ホールでは「帰りたい」とボヤく場面もあったようです。
LAST WEEK NEWS
国内女子:富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
今大会はジュニアゴルファーの育成にも力を入れています。2日目終了後には稲見萌寧選手とジュニアの交流イベントが行われました。稲見選手は「私も若い子に負けないように頑張っていかないといけない。これからのツアーを背負う選手になってくれれば」と期待していました。優勝した上田桃子選手も「私がマスターズを見てゴルフすごいなと思うように、子供たちに面白そうと思ってもらえるプレーをしたい」と話していました。(玉木)
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Edited by : 武田涼花
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