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上田桃子「覚悟を持って」 “勝負服”でミセス初V

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(10日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6475yd(パー72)

最終18番をボギーで締めた上田桃子が小さく右手でギャラリーに応えた。1イーグル3バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算9アンダー。2打差を逆転し、昨年5月「パナソニックオープンレディース」以来となるツアー17勝目を挙げた。

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出だし1番(パー5)から勢いに乗った。ピンまで残り210ydからの2打目を5Wで2オン、4mをねじ込んでイーグルスタート。続く2番(パー3)でも9Iで2mにつけてバーディを奪った。

「強い気持ちを持って、覚悟を持って戦おうと。絶対に勝つと決めていた。自分の日にしたいなと思っていたのでうれしいです。優勝は自分がするんだと思ってやっていた」

35歳の誕生日を迎えた昨年6月15日に結婚。ミセスとしては初めての優勝に「好きにゴルフをさせてもらっていることに甘えない準備をしようと心がけている。勝てなくて申し訳ないとは思わないが、集中させてもらっていることには感謝」と笑顔を見せた。

今週は男子の海外メジャー「マスターズ」(ジョージア州・オーガスタナショナルGC)が行われており、リアルタイムでのテレビ観戦はコンディション調整の面からも難しかった。

それでも「寝不足になって見ている。タイガー・ウッズがプレーしているとワクワクした目でみんな見ていて。タイガーはかっこいいなと思いながら、3日間テレビ見ていた。それで赤を着ようと」。ウッズの“勝負服”でもある赤いシャツで優勝を手繰り寄せた。

海外メジャー「全米女子オープン」(6月2日~5日/ノースカロライナ州・パインニードルズ・ロッジ&GC)にもエントリー済み。予選落ちに終わった20年12月以来の全米女子に「いつもコテンパンにされている。大きな舞台ほどたくさんのことが求められる。普段どれだけ準備できるか、それを出し切れるかどうかが大事」。35歳のベテランは海の向こうでも結果にこだわっていく。(埼玉県鳩山町/玉木充)

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