渡邉彩香が涙の復活優勝! 開幕戦制す/渋野日向子は無念の予選落ち
2020/06/30 17:00
約4カ月遅れで開幕した国内女子ツアーは、無観客開催やインターネット限定のライブ配信、月曜フィニッシュなど異例尽くしの大会になりました。プレーオフを制し、勝利を手にした渡邉彩香選手や、予選落ちを喫した渋野日向子選手などの注目ニュースをお届けします。今週の編集後記は「旬のキュウリ」についてです。
PICK UP NEWS
「もう自分は勝てない」苦境乗り越えた渡邉彩香が涙の復活V
渡邉彩香選手が、鈴木愛選手をプレーオフで破り、5年ぶりとなる復活優勝を遂げました。ツアー屈指の飛ばし屋も、ショットに悩むなど長く苦しい時期がありました。「信じてくれてうれしい」と涙を流した渡邉選手。おめでとうございます!
渋野日向子「試合でできなきゃ意味がない」 予選落ちでも一貫した取捨選択
シーズン開幕戦は予選落ちに終わった渋野日向子選手。「全部、自分のミス」と、緊張感があったという2日間を振り返りました。長いオフは、出場を予定していたアメリカツアーの予選会(5月に中止決定)を見据え、練習を重ねてきたといいます。次戦は現時点で未定ですが、課題は明確なようです。
「満場一致」で早々決断 女子ゴルフ23年ぶり月曜決着の背景は?
悪天候のため、月曜日に順延された開幕戦最終日。早々の決断には、すでに次週の大会中止が発表されていたことや、クラブハウス内での“密”を避ける狙いもありました。また、今大会はテレビ放送がなかったことも要因のひとつだとか。
コロナ禍の男気 ある専属キャディが手にした特別な“給付金”
女子ツアーの試合会場では、とあるキャディが話題に。うわさの中心人物は、昨年から谷口徹選手の専属となった5年目の若手キャディ。中止になった試合の“キャンセル代”として大金が振り込まれていたそうです。谷口選手の男気に「惚れてまうやろー!」。
LAST WEEK NEWS
国内女子:アース・モンダミンカップ
約4カ月遅れで開幕した国内女子ツアー。会場入りしたのは選手を含め821人と報道陣もコースに入れない無観客開催でした。新型コロナウイルス対策が徹底され、渡邉彩香選手と鈴木愛選手の「ハグ」も本来は禁止。でも、目くじらを立てる人はいないでしょう。それほど感動的な復活Vでしたから。表彰式では画面には映らない場所に「握手なし」「会話はお控え下さい」と書かれたボードを掲げるスタッフも。かつてない光景がそこかしこにありました。(清野)
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Edited by : 武田涼花
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