野村敏京が2勝目へ3打差首位 宮里藍は4試合ぶり予選落ち
2016年 スウィンギングスカートLPGAクラシック
期間:04/21〜04/24 場所:レイクマーセドGC(カリフォルニア州)
2日間でボギー2つ 野村敏京、2勝目へ「自分のペースで集中」
2016/04/23 14:50
2勝目へ向け、この上ない位置で週末を迎える。米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」2日目、野村敏京は2打差の2位から出ると、後半に3つのバーディを重ね、ボギーをひとつに抑えて「70」(パー72)でホールアウト。通算9アンダーとしてリーダーボードのトップを奪い、後続に3打差をつけた。
プレー時間の序盤に雨はやんだが、やや強い風が舞った。前半はチャンスを生かしきれない場面もあり、11番までパーを並べた。「こういう日もある。(バーディパットが)全部入っていたら神様です」と語った。
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12番(パー3)で手前3mに乗せ、13番では4mのややスライスするラインを読みきって、連続バーディを決めた。「10番、11番と難しいプレーになったが、しっかりパーを取って、その後の連続バーディは気持ち良かった」
16番では右ラフからの2打目がグリーン右のバンカーにつかまり、3打目も奥のカラーまで止まらず、ボギーを喫した。しかし、17番でフェアウェイから放った2打目はグリーン奥に着地後、バックスピンがかかり、ピンの左手前2.5mにぴたり。風がウエアにさざ波を立てる中、しっかりと沈めてキャディとグータッチを交わした。
「タイトなコースは好きなので、楽しかった」と振り返った野村。2日間で喫したボギーはわずか2つ。2日間でフェアウェイを外したのは5回、両日とも27パットと安定感のあるゴルフを続けている。
2月の「オーストラリア女子オープン」に続くツアー2勝目に早くも期待は高まるが「明日と明後日も風が出ると思う。今日みたいに自分のペースでゴルフに集中していたら、いいスコアで上がれると思う」と力を込めた。