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6年目で悲願のタイトル 野村敏京「自分のゴルフができた」

野村敏京(のむら・はるきょう)が米国女子ツアー参戦6年目で悲願の初優勝を飾った。首位タイで迎えた「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」最終日、世界ランク1位のリディア・コー(ニュージーランド)との一騎打ちで一歩も引けを取らない堂々のプレー。粘る世界女王を突き放し、「プレッシャー? なかったです」とさらり振り返る、強い勝ち方での初タイトル獲得だった。

2人でバーディを奪い合い、気が付けば集団を引き離していたコーとの優勝争い。サンデーバックナインで次第に表情に焦りの見えたコーに対し、主導権を譲らなかった野村は1度として表情を強張らせなかった。勝負どころの15番、16番で連続バーディ。2打差で迎えた17番では、「信じられないくらいよかった」と好感触だったパッティングで、約10mを沈めて3連続バーディとし、勝負を決めた。

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韓国・ソウルの高校を卒業するとともにプロ宣言。2010年にQT40位の限られた資格で米ツアーへの参戦をスタートした。試合数が限られた環境で、コーチ探しやクラブ契約の変更など地力アップを模索しながらの戦い。上位争いに顔を出すようになったのはここ数年のことだ。日本ツアーでプロ初優勝は果たしていたが、下積みと呼んでもいい米ツアー生活を送ってきた。

2014年「ショップライトLPGAクラシックby Acer」では、初日に「63」のビッグスコアを出しながら2日目以降に停滞して13位フィニッシュ。昨年11月の「ブルーベイLPGA」では首位と2打差で迎えた最終日に「78」と大きく崩れて23位。今季開幕戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」では、2日目まで首位を走ったが、3日目にスコアを落とし脱落…。

今大会3日目を終えて「(あすは)自分のゴルフがしたい」と語り、この日の優勝争いでリラックスした表情を貫けた背景には、そんな苦い過去があった。優勝カップを手にした後、「プレーする時には、私自身との戦いだと思っている。他の選手がうまくても、自分自身に勝ったことで、良いスコア、この結果がついてきただけ。ただただ自分のプレーに集中しただけです」とうれしそうに勝因を振り返った。

肝心なところでスコアを乱す要因となっていた「勝気」をコントロールし続けた勝利に安堵も大きかったのだろう。優勝会見でコーとの比較を質問されると、心の奥底に秘めて原動力としていた言葉を解き放つ一幕もあった。

「正直に言った方がいいですか…?(笑) やっぱり私は負けず嫌いなので、私の方がもっと上じゃないかなと思っています(笑)」

6年目での初栄冠。誇らしげに胸を張った野村の笑顔には、近年の日本人女子ゴルファーからはあまり感じられなかった“頼もしさ”が漂っていた。

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