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2日続けてバーディ締め 稲見萌寧「それなりに」で6位浮上

東京五輪 女子2日目(5日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)

初日を1アンダーで終えた稲見萌寧が2日目に6アンダー「65」と伸ばし、通算7アンダー6位に浮上。首位のネリー・コルダが通算13アンダーで頭一つ抜けているが、2位は通算9アンダーに並ぶ3人。メダルも見える位置で、稲見が大会を折り返した。

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「(調子は)あまり変わらないですね。上がってきたというよりは、かみ合ったり、ティが前に出て狙えたり、そういう問題くらいです」という稲見。一気に順位を10番手上げたプレーとは裏腹に、その言葉はさらりとしたものだった。

この日は2番で手前7mのパットをジャストタッチで沈めてバーディ先行。5番(パー5)で2個目、ティが前に出された6番(248yd/パー4)は1Wでグリーン奥のエッジまで運ぶと、2打目を直接沈めてイーグル奪取。バンザイで喜びを表現した。

その後も2バーディを追加したが、13番で2m弱のバーディパットを外すと、続く14番(パー5)はウェッジを握った3打目をグリーン手前のバンカーに落としてボギーとした。後半は17番までパープレー。だが、その停滞ムードも最終18番で3mのバーディパットを沈めて、ガッツポーズとともに払拭した。

ショットの調子は「それなりに…くらいですかね」という稲見だが、「でも、前半はイーグルが獲れたりしたし、全体的に良かったラウンドかな」と頬を緩めた。

暑さを考慮し、この日はあえてロングパンツを着用した。「直射日光が当たらないだけで、次の日の足の疲れが変わる。でも、紫外線が強いと思うので、結構目がやられています。照り返しとかで、目がしょぼしょぼしています」と笑った稲見。まだ22歳。その若さも武器にしたい。(埼玉県川越市/今岡涼太)

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