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佐藤信人の視点 勝者と敗者

片岡大育の「待つゴルフ」 勝負どころで呼び込んだツキ

◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 最終日(24日)◇カレドニアン・ゴルフクラブ (千葉)◇7100yd(パー71)

状況が目まぐるしく変化する18ホールの中で、勝利を収めるために必要なものがあります。それはツキです。

プロの世界、特にトップクラスの選手が集うトーナメントの試合では、努力を人一倍したかどうかではなく、ツキを味方にできたかどうかで勝敗が決まってしまうことも多いのです。

ダイヤモンドカップを制した片岡大育選手は、まさにそのツキを味方にして自身のパフォーマンスにつなげることができました。

この日は前半で1バーディ2ボギーと、いまひとつ調子が上がらない状態。ボールが思うようにつかまらず、4日間で最もショットが安定していませんでした。

しかし、4打差をつけて単独トップにいたプーム・サクサンシン選手(タイ)が、9番で痛恨のトリプルボギー。代わりにトップに立った高山忠洋選手が、15番でボギーを叩いたことで、徐々に流れが片岡選手へ傾いていきます。

ツキがまわってきたのは、16番のミドルホール。高山選手がアイアンでティショットを打ち、フェアウェイをキープしたものの、ディボット跡にかかってしまったのです。逆に片岡選手はフェアウェイウッドでのティショットが左ラフに入りますが、それほど沈み込まず、悪いライではありませんでした。

またもうひとつのツキとして、このホールで片岡選手がつけた3mのバーディパットが、直前にサクサンシン選手が外したラインとほぼ同じという幸運に恵まれたのです。

この2つのツキを味方にし、片岡選手は16番でバーディを取り、17番(パー3)でピン右50cmにつけるスーパーショットにつなげました。

ゴルフは攻めるだけでは勝利を得ることはできません。相手が崩れるまで待ったり、耐え続けることでチャンスが生まれ、それをモノにすることも勝者に問われる能力だと思います。

ツキを味方にできているかどうか――サンデーバックナインをいつもと違った角度から観戦することも、新たな優勝争いの楽しみ方といえるでしょう。(解説・佐藤信人

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佐藤信人(さとう のぶひと)
1970年生まれ。ツアー通算9勝。千葉・薬園台高校卒業後、米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ。93年に帰国してプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝した。勝負強いパッティングを武器に2000年、02年と賞金王を争い、04年には欧州ツアーにも挑戦したが、その後はパッティングイップスに苦しんだ。11年の「日本オープン」では見事なカムバックで単独3位。近年はゴルフネットワークをはじめ、ゴルフ中継の解説者として活躍し、リオ五輪でも解説を務めた。16年から日本ゴルフツアー機構理事としてトーナメントセッティングにも携わる。

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