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引退はまだまだ先!韓国勢最年長カン・スーヨン、不惑の優勝に涙

外せば4人によるプレーオフ。2.5mのウィニングパットを沈めた直後、40歳のベテランは感極まり、涙した。国内女子ツアー「サントリーレディス」最終日。3打差リードの首位からスタートしたカン・スーヨン(韓国)が1ボギー「73」と落としながらも、後続を1打差で振り切り通算11アンダーで優勝。3年ぶりとなるツアー2勝目を手にした。

「本当に疲れました。今はただ嬉しいだけで、自分だけの世界にいる感じ」。10ホールでグリーンを外し、ショートゲームでしぶとくパーを拾い続ける苦しい展開。終盤16番で3パットボギーとし、一時はイ・ボミ(韓国)に首位に並ばれたが、最後もこの日を象徴するような粘り強さで優勝をもぎとった。

今年3月で40歳になった。これまで日米韓の3ツアーで通算13勝(日本1勝、米国1勝、韓国11勝)を挙げてきたが、今週の14勝目には自然と涙があふれ出た。「きょうは大変な日だったし、40歳で優勝できて嬉しかったから」。不惑を迎えて初めての優勝は、格別な味だった。

今季シードを持つ韓国人選手の中では最年長。2番目は3つ下の李知姫で、3番目の全美貞になると6つ下まで離れる。米国ツアーと韓国ツアーでも、現役の中では「私が一番、年上です」という。今季いっぱいで引退を表明した米国ツアー進出のパイオニアである朴セリも、1つ年下の後輩だ。「もっと続ければいいのに。何で引退するんだろう、って思いました」と、数少ない同年代の引き際に首をひねった。

「私も前は40代になったら引退を考えたこともあったけど、最近はゴルフが楽しくできているから。シードがなくなるまでは頑張りたいと思っています」

イ・ボミキム・ハヌル申ジエら20代後半の韓国選手たちが席巻する昨今の女子ツアーだが、息の長さを誇れる最年長の存在も、決して小さくない。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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