「これでは終われない」 不動裕理とパットの戦い
2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/13〜06/16 場所:六甲国際GC(兵庫)
飯島茜は急降下 最後にトラブル続き「ギブアップになるかと」
首位に3人が並んで迎えた「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の3日目。その最終組は、明暗がはっきりと分かれる結果になった。いずれも一歩後退したものの、リ・エスド(韓国)は単独2位、比嘉真美子は3位タイで最終日を迎える一方、飯島茜は「78」と大きく崩れ、通算1アンダーの20位タイと優勝戦線から脱落した。
今年2月に片山晋呉から直接指導を受け、復調を見せていたショットとパットはしかし、強い雨が降り続ける中で安定性を欠いた。「パッティングでも短いのを外していたし、雨の中で打てていなかった。まだまだだな、と思った」。
6番では3パットを叩くなど、前半だけで3ボギー。その中でもトップ10には留まっていたが、最終18番でそのひずみが一度に押し寄せた。ティショットを引っかけて左の林に打ち込むと、アンプレヤブルで1打を課して打った3打目は木に当たり、背後の13番ホールへ。グリーン方向は高い木が遮っていたため、そのまま13番を逆走する形で4打目を打ち、13番ティ付近からようやく池越えの18番グリーンにオン。5オン2パットのトリプルボギーに、「本当に最後のホールはよく分からなくなって、ギブアップになるかと思いました・・・」と肩を落とした。(兵庫県神戸市/塚田達也)
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