石川遼の足元 地区大会連勝のシューズで国内ツアー初戦へ
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)
6季ぶりに日本を主戦場にする石川遼が、12日から開幕するツアー国内初戦に最新シューズを履いて乗り込む。キャロウェイアパレルが展開する今年2月発売の『TOURPRECISION BOA 18 』(ツアープレシジョン ボア エイティーン)で、紐ではなく幅広のストラップで足の甲全体を包み込むように締める「ラップフィットシステム」が特徴的だ。
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石川は昨年のアメリカ滞在中からテストを重ね、実戦では前週の「千葉オープン」で初投入。同じく着用した「岐阜オープン」まで2連勝を飾るなど結果を残しており、“足元”の状態も良好であることをうかがわせた。
このシステムのメリットについて担当者は「紐やワイヤーで締めると交差している部分が点になり、人によっては“締め付けるように感じられる”ところがあった。点ではなく面で包むことで、適度なフィット感が得られる」と説明。土踏まずの位置から引っ張り上げるように締める構造により、足裏の疲労軽減の効果も期待できるという。
この日は午後から数ホールの練習ラウンドにとどめた石川も、「紐と違って点で締め付ける感じがないし、面で締め付けてくれるのでラクですね」と好感触。「土踏まずのあたりが締められて、僕は好きです」と、そのフィット感を満足そうに言葉にした。
男子ツアーでは石川のほか、重永亜斗夢、ブレンダン・ジョーンズ、トッド・シノットらが使用予定。女子ツアーでは藤田光里、佐伯三貴らがすでに着用してツアーを戦っている。(三重県桑名市/塚田達也)
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