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“全英組”5人が出場 43歳の藤田「意外に元気」

先週、英国のロイヤルリザム&セントアンズで開催された「全英オープン」に出場した藤田寛之藤本佳則武藤俊憲小田孔明市原弘大の5人が、26日(木)に北海道の小樽CCで開幕する国内ツアー「サン・クロレラ クラシック」に出場する。

藤田は月曜日に帰国し、翌火曜日の夕方にコースに到着。ドライビングレンジで軽めの調整を行った。この日はプロアマ戦に出場して最後の調整を終え、「体は意外に元気ですよ」とサラリ。「時差(ボケ)は正直きついけど、イギリスではスタートもゆっくりだったし、(イギリスで)トレーナーとトレーニングもできた」と、日本人出場選手の中で最年長の43歳に疲れの色は見られない。

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決勝ラウンドに残った藤本と武藤は、ともに昨日火曜日に帰国するハードスケジュールが考慮され、プロアマ戦出場を免除された。藤本は「夜は早く眠れたけど、2時30分くらいに起きちゃって、それから眠れていない。体調は大丈夫だと思うけど、頭がボーッとしています」と苦笑い。日本人としてはルーキーで初の「全英」予選突破を果たす快挙(最終的に54位タイ)を遂げたが、「技術的には何も変わっていないと思う。足らなかったことも、それなりにあった。コーチと技術面を、トレーナーと体力面を上げていくことに取り組んでいきたい」と、全英での経験を新たな糧としていた。

一方の武藤は成田に宿泊し、自宅には戻らずそのまま千歳へ。「体は疲れているけど、けっこう眠れたので」と時差ボケは解消されている様子。全英では初日に6位タイと好スタートを切ったものの、その後は失速が続いて最終的には72位タイ。それでも「今回プレーして、クラレットジャグ(優勝杯の通称)獲得も夢ではないという感触を掴めた」と大きな自信を手にして帰国。舞台を日本に移した今週も、その流れのままに大会の盛り上げ役を狙う。

藤本、武藤ともに、来週は米国・オハイオ州で開催される世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」への出場を予定している。(北海道小樽市/塚田達也)

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2012年 サン・クロレラ クラシック



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