「最後は気持ち」丸尾怜央が石川遼、松山英樹に続く10代Vへ1打差3位浮上
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(3日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇曇り(観衆998人)
19歳の丸尾怜央(まるお・れお)には、今年中に成し遂げたい目標がある。「やっぱり10代のうちに優勝したいですね」。首位と1打差の通算11アンダー3位で迎える決勝ラウンドはまたとない絶好のチャンスだ。
この日はショットがさえ渡った。「一番遠いバーディパットが50cmくらいだった」と前半4つのバーディはすべてピンそばにつけて奪った。わずかに不安を感じていたというパッティングも、9番で1.5mのパーパットを決めて払拭。「フィーリング良く打てたので、後半もその感覚でパットが打てました」。8バーディ、ボギーなし「64」に満足感をにじませる。
ルーキーだった前年大会ではツアー自己ベスト「66」をマークし、通算18アンダー6位でフィニッシュ。相性のいい舞台だが、今年はいっそう大事な試合になった。2025年大会後に特別協賛のサトウ食品と契約を結び、「ホストプロとして、佐藤元(はじめ)社長にもいいところを見せたいという気持ちだけでプレーしています」と結果で恩返ししたい。
オフにはディフェンディングチャンピオンの生源寺龍憲らとタイで合宿を行うなど着実に力を磨いてきた。「去年はイチかバチかというか、自分の中でまだ安定感がなかった感じだった。今週は安定してプレーできていると思う」。試合ごとに成長を実感している。
19歳187日での初優勝なら、松山英樹(19歳261日/2011年・三井住友VISA太平洋マスターズ)を抜く史上11番目の年少記録。「最後は気持ちじゃないですかね。技術はそんなに変わらないと思うので、(勝ちたい)気持ちがあれば、1打が変わるんじゃないかなと思う」と10代Vへ視線を向けた。(栃木県那須塩原市/安平賢太郎)
<国内男子ツアー年少優勝記録>
15歳245日/石川遼(アマ)/2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」
19歳41日/ハン・ジュンゴン/2011年「ミズノオープン」
19歳261日/松山英樹(アマ)/2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
※いずれも初優勝。石川は19歳58日だった2010年「三井住友VISA太平洋マスターズ」までに10代で9勝、ハンと松山は各1勝。