トリ→ダボ発進の初日109位から大まくり 米ツアー予選会へ清水大成が“4日間”にこだわる理由
◇国内男子◇ドラッグストア・コスモスカップ 2日目(2日)◇グランフィールズCC(静岡)◇7156yd(パー70)◇晴れ
初日は出だしも締めくくりも最悪だった。清水大成は第1ラウンドの1番でいきなりトリプルボギーをたたいた。左サイドの木に当たったボールが、ほど近いOBゾーンの方向に跳ねるアンラッキー。悪夢は終わらず、2番でも左にOBを打ってダブルボギー。開始2ホール目にして、目標設定を予選通過に切り替えざるを得ない状況だった。
コツコツ取り返した後の上がり2連続ボギーも痛い「75」で、5オーバー109位と大きく出遅れ。早朝のスタートになる2日目までに必死に修正ポイントを洗い出した。「きのうは出球を意識しすぎて、球筋のイメージをいまいち合わせ切れていなかった」。スイングのリズムにも気を配ったショット面が整えば、スコアはある程度ついてくる。7バーディ、2ボギーの「65」で通算イーブンパーまで戻し、予選通過を確実にした。
3ケタから大まくりでカットラインをクリアしたのは、2021年「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」(初日103位)、ことし5月の「関西オープン」(初日108位)に続いて3度目。4日間プレーできることにホッと胸をなでおろすのは、自らのターゲットともリンクしている。
「“情報”が増えてくれば、自信を持って振れると思うので」。代名詞だったベースボールグリップをシーズンはじめにインターロッキングに切り替え、6月にはオーバーラッピングとシフトチェンジを重ね、握りに関しては落ち着いた。「『こうしたら、絶対にこうならない』みたいなものが、まだちょっと足りていない」。あとは、どれだけ試合の中で成功体験を積み重ねられるかにかかっている。
すでに、10月下旬から行われる米ツアー予選会のファーストステージにエントリーを済ませ、14会場のうちカリフォルニア州ソボバ・スプリングスGC(11月3日~)をチョイスした。「ずっとセカンドから狙っていて、(資格をクリアできない状態が)2、3年続いていた。ファーストからですけど。やっと行けることにワクワクしています」。夢の舞台にたどり着くためには、3ステージの突破が求められる狭き門。勢いをつけて挑むためにも、毎試合、一打たりともムダにはできない。(静岡県三島市/亀山泰宏)