2026年 ドラッグストア・コスモスカップ

日本オープン“雄たけびV”から2年未勝利 「もう若くない」今平周吾が目指す3度目の年間王座

2026年 ドラッグストア・コスモスカップ 2日目 今平周吾
2季ぶりのタイトルへ。今平周吾は4位で週末に入る (C)JGTOimages

◇国内男子◇ドラッグストア・コスモスカップ 2日目(2日)◇グランフィールズCC(静岡)◇7156yd(パー70)◇晴れ(観衆1814人)

最終18番で20mのバーディパットを流し込む劇的な幕切れに、クールな男が雄たけびを上げた2024年「日本オープン」から間もなく2年が経つ。7季連続優勝が止まった25年を挟み、今平周吾はここまで不本意なシーズンを送る。ポイントランキング41位。かつては毎週のように記録していたトップ10フィニッシュも、国内ツアーに限れば4月「前澤杯」3位だけとなっている。

首位と3打差の通算7アンダー4位と好位置で決勝ラウンドを迎えるのも、やはり前澤杯以来。最終18番は「池に入ったかと思いました…」と大きく右に出たティショットに肝を冷やしたが、ラフにギリギリ残って事なきを得た。グリーン手前、少しボールが沈んだ決して易しくないライからフワッと上げた3打目のアプローチはさすがの技術。もう少しでチップインという一打で、あっさり“お先”のパーを拾った。

「今週はショットのイメージをちょっと変えて、それがいまのところしっくり来ているんです」とうなずく。右股関節の上で回転するくらいの感覚で振ることによって、スイングの中で上体が前に突っ込む悪癖が出てきていないのが少し心地いい。2つのダブルボギーがあった初日を「67」にまとめ、強い風が吹いた2日目も「66」と伸ばした。

2018年から2年連続で賞金王に輝いた。故・尾崎将司さんの記録を塗り替える史上最年少27歳67日での複数回戴冠だった。この日が34歳のバースデー。「もう若くないですよ」と苦笑する近年は、フィジカルの柔軟性をほんのわずかに失っていく感覚があるという。もともと身体の変化とともに微妙にスイングのイメージを調整、アジャストして結果につなげていくタイプだったが、それが徐々にハマりにくくなってきた。

「昔みたいなスイングは、たぶんできない」と受け入れ、いまの自分にとっての最適解を模索する日々。「難しいですけど、こういう時期だからこそ試せるじゃないですけど、その中でスイングを固めていって、いい位置で回れる時に気持ちよくゴルフができれば」と丁寧に向き合う。

「やっぱり安定した成績を出したいっていうのがあるので、また(今度は)ポイントの王者に」。2シーズンぶりの優勝こそ、再び日本ツアーの頂点に立つ未来へつながるファーストステップだ。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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