姉には心配かけてばかり!? 初勝利へ山下勝将が5位で週末に
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(3日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇曇り
持ち越されていた第1ラウンドの残り4ホールと、第2ラウンドの18ホールをプレーした山下勝将は「体力的には全然しんどくないです」と余裕さをのぞかせた。この日は「バーディパットを結構外してもこのスコアだったので」とショットの精度が光り、計22ホールでパーオンを逃したのはわずか3ホールだけだった。予選ラウンドは「67」を並べ、通算10アンダーの5位で決勝ラウンドに駒を進めた。
今週取り組んできた確認作業が功を奏したという。「スイングよりも、練習場で一球一球ちゃんと狙っている方向に向けているかを確認している。イメージと違う球が出たらスイングがおかしいということなので」。第2ラウンドの前半で3つ伸ばすと、折り返しの後半6番(パー5)ではフェアウェイ中央のバンカーから残り240ydの2打目を5Wでグリーンへ運び、約8mのイーグルパットを沈めた。
姉・美夢有からも刺激を受けている。2週前の「マイヤーLPGAクラシック」で、今季の米ツアー日本勢初勝利を挙げた。ツアー通算3勝目にうれし涙を流した姉は「本当にすごいですし、僕も頑張りたい」とリスペクトする存在だ。一方、「美夢有から連絡が来ることが多くて…。きのうも『コースどんな感じ?』って電話がありました。成績が悪いと『どうした?』って連絡をくれることも多いですね」と、心配性の姉のエピソードも照れ臭そうに話した。
昨年12月のファイナルQTの第3ラウンドを前に体調不良で棄権。今季は下部ACNツアーを主戦場としているだけに、今大会は浮上のきっかけにしたい一戦でもある。
身近な存在の活躍ぶりに「見習うことだらけ。全部見習わないと」と苦笑いしつつ、自身のプレーにまずは焦点を当てる。「あまり自分にプレッシャーをかけ過ぎず、1日目、2日目と同じようなプレーができれば」。姉への次の報告は、自分の“初優勝”にしてみせる。(栃木県那須塩原市/安平賢太郎)