国内男子ツアースケジュールから考える“ホワイト”化 倉本副会長が描く理想の試合数は?

倉本昌弘
国内ツアーの理想の年間試合数を考える

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は12日の定例理事会(東京都内)後に会見を実施。ツアーの年間試合数について倉本昌弘副会長が語った。

4月「東建ホームメイトカップ」に始まった今シーズンは現時点で全24試合を予定。今後に1試合追加され、25試合になる見通しだ。昨季は史上最少の24試合で、諸星裕会長は以前「とにかく去年より増やすが命題。それしか考えていない。これほど毎晩うなされるとは」と吐露していた。

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では、国内男子ツアーが目指す理想のスケジューリングは? 倉本副会長は「実際に行われて、選手たちがあまり休まない試合数」と話す。オープンウィークが2週間のみ(中止となった4月「フジサンケイレディスクラシック」を除く)で全37試合を予定する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)を引き合いに出し、選手たちがベストなパフォーマンスを行えるバランスを模索中だ。

「私が勝手に考えているのは、“25+3試合”」と通常のトーナメントに「日本プロ」、「日本オープン」、「日本シリーズ」の日本タイトル3大会を加えた全28試合を理想に掲げる。さらには大会をプレーしやすい春秋に振り分け、「2勤1休」のような形で組めれば選手たちの職場環境はかなり“ホワイト”になると考える。

ツアーは日本開催のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ジャパン」を挟み、15日開幕の「関西オープン」(滋賀・日野ゴルフ倶楽部)で再開。その翌週に今季メジャー初戦「日本プロ選手権」(22日~/岐阜・三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C)が実施される。(編集部・合田拓斗)

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