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GDO編集部が選ぶ2022年ゴルフ10大ニュース(国内男子編)

5位:日本生活28年のマークセンがシニア6連勝

タイのプラヤド・マークセンが9月「日本シニアオープン」から11月「コスモヘルスカップ シニア」まで、前人未到の6連勝を達成しました。シニアツアー通算21勝目で室田淳の20勝を抜いて、最多優勝記録も更新しました。

4年ぶり4度目の賞金王も獲得。日本生活28年目の56歳は「タイの暑さが嫌いになりました。日本のほうが自分のコンディションも良い」と話しました。

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4位:石川遼が3年ぶり18勝目 プレーオフ制す

石川遼が11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶりに優勝、ツアー18勝目を挙げました。通算8アンダーで並んだ星野陸也とのプレーオフを2ホール目で制しました。

2017年秋にPGAツアーの出場権を喪失して、日本ツアーに復帰。19年に3勝を挙げて賞金ランキング3位で終えましたが、2020年の春先から大幅なスイング改造に着手していました。「全ては結果を出すために、いろんなことに取り組んできた」と天を見上げました。

3位:世界ランク新システム始動 日本ツアーのポイント“半減”

男子世界ランキングの算出方法が8月14日から新システムに切り替わりました。最初の試合となった「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」を制した岩田寛に加算されたポイントはこれまでの“半減”となる7.61922ptでした。

新システムでは、これまで設定されていた各国トップツアーの優勝者に与えられる最低ポイント(日本は16pt)が撤廃。選手の強さや各大会でのスコアなどに基づいて決定されるため、米ツアーとのポイント差は大きくなりました。ランキングを足掛かりに海外進出を目指す選手には厳しい条件となりました。

2位:比嘉一貴が初めての賞金王

2022年シーズンは4勝を挙げた比嘉一貴が初の賞金王に輝きました。4月「関西オープン」でシーズン初優勝を果たすなど勝利を積み重ね、11月「ダンロップフェニックス」で4勝目。158cmと小柄ながら、平均ストロークは全体2位の70.123で安定したプレーを見せました。

1位:蝉川泰果が95年ぶり日本OPアマチュアV 史上初のツアー2勝目

東北福祉大4年の蝉川泰果がアマチュアとして赤星六郎(第1回 1927年)以来、95年ぶりに「日本オープン」(10月)制覇を成し遂げました。9月「パナソニックオープン」でツアー史上6人目のアマ優勝を飾っており、アマとして初めて2勝を達成しました。

優勝インタビューでは「見てて面白いだったり、すごいプレーができるタイガー・ウッズみたいな選手になりたい」と抱負。10月31日にプロ転向を果たしました。

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