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「練習量はハナクソ」73歳ジャンボ プロ51年目の2020年へ

尾崎将司が、プロ51年目となる2020年シーズンへ準備を進めていく。

先月24日に73歳の誕生日を迎えたジャンボは、昨季最終戦を終えた段階で2020年シーズンについて、試合数を絞って出場する意向を示唆。「中日クラウンズ」「ANAオープン」「ダンロップフェニックス」の3試合を挙げていた。

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1日(土)、千葉市で実施したジュニアレッスン会の後、「それ(3試合が候補)は確かだね」と改めて認めた上で「この試合に出ると決めたら、そのための準備をやろうとはするよ」と言葉を選びながら話した。

それが簡単な道ではないことは、自らが誰よりも分かっている。「ゴルフスイングを普通にするために(体の準備として)2、3週間かかる。(今の練習は)動かしているという(レベルの)ことでもない。今の若い子たちの練習量に比べれば“ハナクソ”みたいなもんだ」

腰痛などに苦しみ、「62」(当時66歳)をマークしてツアー史上初のエージシュートを達成した2013年の「つるやオープン」を最後に予選通過がない。ここ数年は毎シーズン不退転の決意で臨み、昨季は7試合で棄権が5回あった。

「若い子たち(の練習)を見詰めていた方が、よっぽど気持ちがいいんだ。だんだん、自分のことよりも、そっちの方が重点的になるような気がしてきたね。ここ2、3年は」

後進の育成にモチベーションが傾きつつあることも感じているが、「振れるということが大事。スイングできる体にはしたい。今はバットスイング(のトレーニング)から入って、(次の段階として)ミニクラブにいって。頭の中の計画は、そういう感じ。どこまでできるかはわからんけど…」と思考を巡らせる。

闘志はなえていない。「まあね、(闘志が)ないことはないけどさ。暖かくなってきたらね」。ままならない体と向き合いながら、慎重にコンディションを整えていくつもりだ。(千葉市/亀山泰宏)

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