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大舞台ごとに増していく「20歳」の存在感

全米が注目する20歳の男が、またゴルフファンの期待を大きくした。“第5のメジャー”とも称される「ザ・プレーヤーズ選手権」で、4位に入ったジョーダン・スピース。実際には手が届かなかったが、アダム・スコットが持つ最年少優勝記録(23歳8ヶ月12日)更新のチャンスにつけて最終日を迎える活躍を見せた。

約1ヶ月前にも見た光景だ。4月開催のメジャー今季初戦「マスターズ」でも最終日最終組で優勝争いを繰り広げ、タイガー・ウッズの最年少優勝記録(21歳3ヶ月14日)の更新にあとわずかまで迫った。結果的には2位に終わったが、昨季の新人王に輝いた期待の20歳がより大きな存在となる可能性をファンに確信させた試合となった。

今回も最終日に伸ばしきれずに敗れたという点では、まだまだ成長の余地を残す現状を露呈した形だが、並の20歳ではないと改めて証明するには十分だ。今大会では、1994年のグレッグ・ノーマン以来20年ぶりとなる、初日から54ホールノーボギーラウンドもマーク。1974年のリー・トレビノ以来となる40年ぶりのノーボギーラウンド優勝者誕生への期待も膨らませた上での敗戦だった。

支えとなったのは、粘り強くパーを拾う巧みなショートゲームだろう。3日目までのスクランブル率(グリーンを外した時に、パーかそれより良いスコアで上がる確率)は100パーセント(16/16)を記録。今季のスクランブル率64パーセントも全体の8位(5月11日時点)につけており、パワーヒッター全盛の近代ゴルフ界において、技で魅せる希有なタイプだ。

対して、ショットの主要スタッツ(ドライビングディスタンス、フェアウェイキープ率、パーオン率)がいずれも全体の100位以上(5月11日時点)なのは、明らかなウィークポイントがあることを示唆する。ただ、タイガー不在のゴルフ界という現状もあって、このネガティブな数値ですら、まだまだ進化の伸びしろが残されているという期待に感じさせる。そんな存在感を放ち始めている。

2試合続けてビッグタイトルを逃した直後のインタビューでは、「まだトーナメントが終わって5分しか経っていないんだ。今は心の痛みの方が大きいよ」と話した。しかし、その痛みは、さらなるステップアップへの糧でもある。「僕もそう望みたいね。ロリー(ロリー・マキロイ)だって、より強くなって戻ってきたんだから」。2011年の「マスターズ」で惜敗し、同年の「全米オープン」を制したマキロイに自身を投影させた。

「今から全米オープンが待ち遠しいよ。僕にとっては、とても思い入れが強い大会なんだ。今という時期を、笑って振り返ることができればいいね」。底知れない可能性を感じさせる期待の新星は、早くも1ヶ月後に控える次なる大舞台を見据えていた。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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