2016/12/06GDOEYE

「30歳から自分の時代を築く」変化し進化する賞金王・池田勇太

年間にこれだけ多くの変化を重ねた選手も珍しい。「行き詰っていたのかもしれないし、何かに飽きていたのかもしれない。何かを変えたいと思っていたのは確か」。国内ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で、賞金王を決めて記者会見場に登場した池田勇太。長めの髪と、細…
2016/11/25GDOEYE

引退した“同級生の星”と遅咲き41歳の決して交わらぬ人生

◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(25日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72) 同じ41歳のスポーツ選手。輝かしい実績を残して引退する者もいれば、ようやく戦いの場への足がかりをつかんだ者もいる。 プロ19年目の岩本高志が…
2016/08/28GDOEYE

苦悩と変化の6カ月半 石川遼、戦線離脱から結婚後の初勝利!

日本ゴルフツアー機構の青木功会長が、表彰式の壇上で石川遼に祝辞を贈った。「きょうは遼のための日になったな。半年以上もゴルフをしないで、やっと出てきて勝った。これから男子ツアーも盛り上がるはず。感謝するよ。ありがとう」 2打差の単独首位から「RIZAP KBCオ…
2016/07/21GDOEYE

「元賞金女王」の森田理香子 シード圏外からの真っ直ぐな瞳

2013年に初の賞金女王に上り詰めた森田理香子が、当時からは思いもよらなかった下降線をたどっている。14年3月「Tポイントレディス」から勝利に見放され、賞金ランクも同年は16位、15年は20位と後退。今季も16試合を終えて10試合の予選落ちを喫しており、シーズ…
2016/06/24GDOEYE

きょうはアダム・スコットだ!20歳・池村寛世の“モノマネ”がすごい訳

「特徴があるスイングなら、だいたいモノマネできる」と得意顔を向けるのは、昨季の下部チャレンジツアーで2勝を挙げ、今季は初のレギュラーツアーを戦う20歳の池村寛世だ。スイングの個性的なところばかりを強調するお笑い向けのモノマネではなく、普段から実戦に取り入れてい…
2016/05/23GDOEYE

来場1万5000人の盛況 和歌山開催が42年ぶりだった理由

42年ぶりに和歌山県での国内男子ツアー開催となった「関西オープン」が終了した。会場の橋本カントリークラブには、4日間で計1万5615人のギャラリーが来場。関西オープンがツアー競技に復帰した2009年以降の大会最多を記録した。 ところで、なぜ和歌山県では42年間…
2016/05/18GDOEYE

ベテラン中嶋常幸が国内4戦目でシーズンインする理由

ツアー通算48勝で永久シードプレーヤーの中嶋常幸が、19日に開幕する「関西オープンゴルフ選手権競技」で今季初戦を迎える。当初は前戦の4月末「中日クラウンズ」に出場予定だったが、開催間近になり2010年に不慮の事故で痛めた膝の古傷が悪化。無念の欠場を強いられ、予…
2016/05/06GDOEYE

プロ転向から1年半 “セベの息子”の今

モロッコで開幕した「ハッサンIIトロフィー」初日の午後5時過ぎ。人影もまばらになった打撃練習場に、ボールを打ち込む選手の姿があった。初日に「77」と崩し、5オーバー108位と出遅れた25歳のハビエル・バレステロス。世界の主要ツアーで通算87勝(メジャー5勝)を…
2016/04/07GDOEYE

最少ストロークVから3年 堀奈津佳が語る現在

兵庫県の花屋敷GCよかわコースで8日に開幕する「スタジオアリス女子オープン」に、2015年からスタジオアリスとスポンサー契約を結ぶ堀奈津佳が主催者推薦枠で出場する。 昨年末のQTに失敗し、今季のツアー出場権を持たない堀は、2週間前の「アクサレディス」に続く2試…
2016/03/12GDOEYE

佐藤のぞみ 5年経って変わったこと、変わらないこと

澄んだ早朝の冷気が包む中、「PRGRレディスカップ」の初日スタートを間近にした高知・土佐CCのクラブハウス前では、コース入りしている選手やスタッフ、ギャラリーらが北東の方角を向いて黙とうを捧げていた。 3月11日。その列から少し離れたところで、つむった瞼の奥で…
2016/03/06GDOEYE

スロープレー対策強化 女子開幕戦で効果のほどは?

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は今季から、プレーペースの計測方法を改定し、罰則の対象を昨年までの「1ホール当たり」から「1打当たり」に変更した。 1打当たりの許容時間は50秒。昨年までは、1打×30秒の合計から11秒以上かかると罰則を科していた。改定の主な…
2016/03/02GDOEYE

諸見里しのぶ“休養宣言”の年に迎える今季初戦

昨秋に2016年の“休養宣言”をした諸見里しのぶが、所属先のダイキン工業が主催する今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に推薦で出場する。 昨季は医師から不治と診断された『第四肋軟骨の炎症』が悪化し、賞金ランクはキャリアワーストの81位に低迷。賞金シードを逃…
2015/12/06GDOEYE

優勝会見の「涙」から伝わった上田ジャパン

嬉し涙、安堵の涙、そして感謝の涙。優勝会見の席上で、キャプテンの上田桃子の目から涙が止まることはなかった。女子の世界4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」最終日を1位で迎えた日本ツアーが、ライバルの韓国ツアーを3ポイント差で…
2015/12/03GDOEYE

メディアとチームから伝わる韓国ツアーの“鼻息”

女子の世界4ツアーによる対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」は4日、愛知県の三好CCで開幕する。第一回の開催となる今年は日本ツアー、韓国ツアー、欧州ツアー、豪州ツアーが参加。各ツアーの公式ホームページが大々的に取り扱うなど力を入れ…
2015/10/31GDOEYE

タフなピン位置とリーダーボードが物語るもの

兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開かれている国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」は3日目を終えて、上位5人を韓国系の選手が占めた。日本勢の最上位は6位につける谷口徹、藤本佳則、片岡大育の3人だが、首位とは5打離されている。 今大会では、多くの選手から…
2015/10/30GDOEYE

世界を旅する22歳・川村昌弘 欧亜の連携強化は追い風か?

2013年の日亜共催「アジアパシフィックパナソニックオープン」優勝からアジアンツアー出場への扉を開き、国内ツアーとの掛け持ちを始めてから今年で2年目。22歳の川村昌弘は今季、国内ツアー14試合、アジアンツアー9試合に出場した。 日本ツアーの賞金ランクは前週を終…
2015/10/11GDOEYE

“見えざる大混戦” 最終組の勝敗を分けたのは?

大混戦となった国内男子ツアー「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」最終日を制したのは、2打差を追ってスタートしたイ・キョンフン(韓国)。サンデーバックナインで5バーディを集中させる7バーディ、3ボギー「67」(パー71)をマ…
2015/10/10GDOEYE

HONMA契約最古参 リャン・ウェンチョンが見てきたこと

今季から国内男子ツアーの新規競技として産声をあげた「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」。今大会出場選手のうち主催する本間ゴルフと契約を結ぶホストプロは総勢12人にものぼり、今や多くのトッププロを抱える同社の勢いを象徴する舞…
2015/09/05GDOEYE

国内ツアー最長の535ydパー4 全選手のプレーを定点取材してみた

週末に入りようやく晴天に恵まれた「フジサンケイクラシック」3日目。開催前から話題に上っていた国内男子ツアー史上最長のパー4、535ydの5番ホールがついに実戦でベールを脱いだ。 日本ツアー史上最長を謳う“モンスターホール”を、選手たちはどのように攻略するのか。…
2015/09/02GDOEYE

ツアー最長のパー4 天気次第で幻に?

今週開催の国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」で、ある1つのホールが話題になっている。富士桜カントリー倶楽部の5番、グリーンまで打ち下ろしが続く左ドッグレッグのパー4。前年より34yd伸びて535ydの設定となり、記録が残る1992年以降ではツアー最長のパ…