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ホステスプロとして好スタートを切った日下部智子

伊藤園レディスにはホステスプロが3名出場している。ベテランの塩谷育代、プロ入り3年目の日下部智子、そしてプロ2年目に入り今年から伊藤園所属となった馬場由美子の3人だ。自分の所属している会社の主催となれば周囲も結果を期待するが、そのプレッシャーが辛いという選手も多い。

今大会初日、その3人のうち日下部智子が3アンダー5位タイの好スタートを切った。クオリファイで今季の出場資格をつかんだ日下部は、17試合で予選落ちを喫するなど、これまで苦戦が続いている。15位以内に入ったのは3試合だけ、現在の賞金ランキングは76位となっている。50位以内のシード権を獲得するには、今週と来週で700万円程度稼がなければならない。

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一発逆転でシード権確保を狙うよりも、昨年と同じ道を選んだ日下部は、先週クオリファイの2次を群馬県で受け3位で突破。残る3次、そしてファイナルに向け順当な滑り出しを見せている。今週優勝することができれば、そんな心配もなくなるのだが・・・。

「明日は緊張して崩れてしまうかもしれないので・・・明日、もう一度アンダーパーで回れれば・・・」少し弱気なコメントを残した日下部。ドライバーショットの調子が悪く、全部右に出ていたが、ラウンド後の練習でコーチの時任プロに見てもらうと、あっという間に調子が戻った。

飛んでいるし、理想のフェードだね!と声をかけると「いやー、練習だとうまくいくんですけど、コースだと池とかラフとか意識しちゃって曲がっちゃうんですよ・・・」やっぱり、強気なコメントは出てこなかった。(編集部:本橋英治)



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