2026年 メイバンク選手権

日本勢38年ぶり米女子ツアー大会連覇へ 山下美夢有は氷のうが「必須です」

2026年 メイバンク選手権 2日目 山下美夢有
山下美夢有が今季3勝目へ単独首位ターン

◇米国女子◇メイバンク選手権 2日目(30日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)

午前9時半過ぎのスタートにもかかわらず、山下美夢有の警戒心は高まっていた。30℃台半ばの気温、60%超の湿度。初日より風が吹かなかった分、体から蒸気が立ち上るようだった。「練習場がもう暑くて…。湿気がヤバいですね」。プレー開始直後から、「必須です」という氷のうを脇に挟みながら待ち時間をしのいだ。

2026年 メイバンク選手権 2日目 山下美夢有
氷のうが手放せない

厳しい暑さに包まれても、プレーはシャープなまま。2番で残り138ydの2打目を8Iでピンそば1m強につけて早速バーディを先行した。3番(パー5)も獲って2連続。「ミドルパットを決められたのが流れ良く回れている要因」と8番(パー3)、10番(パー5)は5mのバーディチャンスを生かした。

2026年 メイバンク選手権 2日目 山下美夢有
アイアンショットで次々とチャンスメーク

試合前から心配していたのが、優勝した昨年も苦労したボールに付着する泥。「(毎晩)こんなに雨が降るのにグリーンはすごくきれい」とうなずきつつ、「地面がウェットなのでランしなくても泥が付いてしまうことが結構多い」。ここまでの2日間はプリファードライの処置が認められ、事なきを得ている。

6バーディ「66」で通算13アンダー。2位から出て後続に2打差をつける単独首位に浮上した。「マイヤーLPGAクラシック」「CPKC女子オープン」に続く勝利へは残り36ホール。米女子ツアーの1シーズンで3勝以上した日本人選手は2010年に5勝した宮里藍が最後。大会連覇を成し遂げれば、1987&88年に「京セラ・稲盛クラシック」を制した岡本綾子以来、38年ぶりとなる。

2026年 メイバンク選手権 2日目 山下美夢有
早くもカウントダウン開始?

「去年も暑かったですけど、この暑さは本当に…。アップダウンも結構あって湿気もすごい。集中力を取られやすいと感じる」。練習の虫として知られるが、マレーシアではさすがに体のコンディション調整を優先している。「やっぱり毎年伸ばし合いの試合。最後はパッティングだと思うので、確実に決められるように頑張りたい」。16番からの上がり3ホールはすべて5m以内のバーディパットを外してパーを並べた。余裕すら感じさせて週末に入る。(マレーシア・クアラルンプール/桂川洋一)

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