2026年 メイバンク選手権

「“目玉焼き”の食べ過ぎ」なのか…? 渋野日向子は球が埋まる砂に苦しみながら挽回

2026年 メイバンク選手権 2日目 渋野日向子-岩井千怜
渋野日向子と岩井千怜は2日間プレーをともにした

◇米国女子◇メイバンク選手権 2日目(30日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)

ちょうど1日前にトリプルボギーをたたいた最終9番、パーパットがカップに沈んだのを見て、渋野日向子は胸をなでおろし、笑った。前日のミスを踏まえ、「右サイドを避けた」2打目は風にも流されグリーン左のバンカーへ。ウェッジを振り、ショートサイドのピンの奥2mで必死に止め、後退を免れた。

1オーバー56位から挽回を期したこの日は、開始10番(パー5)を含め前半のうちに3バーディ。1Wショットが左サイドの池すれすれのラフで止まった16番は、激しいつま先上がりのライからPWでグリーンの奥に運んでボギーを免れた。

2026年 メイバンク選手権 2日目 渋野日向子
初日からダボとトリはたたいたが…「実はまだノーボギー」。確かに

悪夢の再来かと思われたのが後半2番。打ち下ろしの2打目がガードバンカーに突き刺さり、“トリ”を招いた前日と似たシチュエーションになった。目玉からうまくかき出したボールはグリーンの奥にこぼれ、4オン2パットのダブルボギー。今週はキャディも務める田谷美香子マネジャーがつぶやいた「目玉焼きの食べ過ぎなんじゃ…」の言葉は認めざるを得ない。「確かに、食べてはいます」と自覚はある。

沈みかけたテンションは自らの手で引き上げた。続く3番(パー5)で1mのパットを外してパー。「めちゃくちゃムカついた」直後、4番(パー3)で奥のカラーからパターでカップにぶち込み4つ目のバーディ。「70」と巻き返して通算1アンダー46位に順位を上げた。

2026年 メイバンク選手権 2日目 渋野日向子
パーでのフィニッシュに安ど

タイトなフェアウェイを2日間で外したのは5回だけ。パット数が初日「31」、2日目「30」と多く、グリーン上で苦しんでいる。「きのうと同様、ショットは良い感じ。『めちゃくちゃヤバい』みたいなのはなかった。パットで惜しいのが結構あって、そこがやっぱり悔しい。もう少し(良い)スコアが出ても良かったかなとは思います」。ロースコアが並ぶリーダーボードの上部を眺めれば、改善点はまだ多い。

2026年 メイバンク選手権 2日目 渋野日向子
ショットはまとまってきた

連日夕方に降る大雨の影響で、コース内のバンカーは日中も少し湿り気があるという。各選手が打った後、キャディがレーキで砂をならす時間も比較的長い。マネジメントを変える手もありそうで、渋野は「そうは言っても、両サイドにバンカーはあるし、いろんなものを避けたらバンカーの方に行きそうなので」と消化した36ホールで得たポジティブな材料を信じる。「ショットの感覚は本当に悪くない。振り切れている感じがある。しっかり振り切れれば大丈夫」と上を見た。(マレーシア・クアラルンプール/桂川洋一)

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