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スランプ脱出Vで始まった片山晋呉の“第2章”

国内男子ツアーで通算25勝以上を果たした永久シード選手は、青木功尾崎将司杉原輝雄中嶋常幸尾崎直道倉本昌弘、そして片山晋呉の7人。2008年10月「日本オープン」で35歳にしてその名誉を手にした片山は、翌09年4月の「マスターズ」で歴代日本人選手として最高位タイの4位に入り、名実ともに日本のトップに立ったことを印象付けると、その後は勝利から遠ざかった。

「だいぶ良い感じになって来ましたよ。1試合で1日は65とかビッグスコアが出るようになってきた。あとは、4日間続けるだけ。いつ優勝してもおかしくない状態ですね」。

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こう語ったのは、先週開催された「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目。スコアの伸びない難コースで「64」というビッグスコアをマークし、49位から一気に7位に浮上してみせた直後だった。言葉通り、勢いに乗った最終日は、2番でチップインイーグルを奪うなど、序盤で首位を捕えて、試合をリード。星野英正冨山聡とのプレーオフを制して、ついに5年ぶりの優勝を果たした。

実は、低迷した期間もトレーニングを欠かさず、スイングに関しても「ツアーで長く戦うためには力で飛ばすのではなく、大きなスイングで飛ばすべきだ。米ツアーを見てもオーソドックスでシンプルなスイングをしている選手のほうが息が長い」と改良を重ね、40代に入った後も賞金王を狙えるゴルフを追求し続けた。

そして40歳になって迎えた今季。春先から優勝争いに絡んで“兆し”を感じさせると、9月以降は出場大会で好スコアを連発し、いよいよ自らも“確信”を口にし始めた矢先の通算27勝目だった。

国内ツアーで最強王者といえば、ツアー最多の94勝を誇る尾崎将司をおいて他にないだろう。1973年の初優勝からスーパースターへの道を駆け上がった尾崎も、81年、85年は未勝利に終わり、間の82~84年も年間1勝ペースに落ちる長いスランプを味わった。しかし、41歳となった88年から完全復活を果たし、その後、9度も賞金王のタイトルを獲得している。

また、海外では米ツアー通算79勝のタイガー・ウッズが、2010年から2年間未勝利と大スランプに陥った。深刻なトラブルやひざの故障もあって満足のいくスイングができずに苦しんだが、スイングを改造することで完全復活。そして38歳になった今年、2年半ぶりに定位置とも言える世界ランキング1位の座に返り咲いた。

98年のツアー初優勝から10年間で永久シード入りを果たした片山もまた、今回の優勝で長かった不振のトンネルを抜け出そうとしている。「初優勝とは比べられないけど、この5年ぶりの優勝は本当にうれしい。でも、この1勝で安心するのではなく、これからも優勝を重ねていきたい。40代での賞金王はもちろん、また華やかな舞台“マスターズ”で戦いたい」と目を輝かせる。

頂点を味わい、その後、スランプの苦汁も飲んだ片山の優勝は、単なる復活ではない。「今回のように予選を下位で終えて、決勝ラウンド2日間で大逆転したのは自分でも記憶がない。これは“新生片山の誕生”です!」。表情が以前よりもずっと柔らかくなった国内男子ツアーの第一人者は、にやりと笑って、自ら第2章の幕開けを宣言した。(愛知県みよし市/本橋英治)

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