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藤本佳則が手にした人生初の日本タイトル

茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行われた国内男子ツアーの「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。国内男子メジャーで22歳の藤本佳則が、逃げ切りでプロ5戦目にしてツアー初優勝を飾った。

振り返れば、今大会は最初から筋書きが決まっていたのかもしれない。開幕前の5月30日(水)、会場のクラブハウスでは、6月末に控える日韓対抗戦「ミリオンヤードカップ」の代表選手10人が発表された。その中に初選出されたのが、今季開幕戦から好調なプレーを見せていた藤本。経験豊富なトッププロたちとの会見出席に少々気まずい思いも抱えていたという。

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ところが、昨年に続きその日本代表の主将を務める青木功の口からは、一同仰天の言葉が飛び出した。キャプテン推薦というカテゴリーで日本代表入りを果たしたこの新人選手について、世界のAOKIは「あまり見たことがない」。メジャータイトルを争う戦いは、ずっこけで始まっていた。

昨年末のプロ転向後、5試合目でのスピード勝利。これは1999年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足後、最速タイとなった。しかしながら、星野英正谷原秀人池田勇太ら早々たる卒業生を輩出した東北福祉大で、昨年はキャプテンを務めた藤本は、アマチュア時代にプロツアーに13試合の出場経験があった。昨シーズンも、たとえトーナメントでローアマチュア賞を獲得しようが満足する様子を見せず、先を見据えた「プロでやっていくのだから・・・」という言葉が口癖のようだった。

しかし、ここまでの道のりを「最前線」で歩んできたわけではない。「学生の時から2位が多かった」と振り返るアマチュア時代をすごしてきた。2006年の世界ジュニア2位、2010年日本学生2位、そして2011年日本アマ2位…。そんな“シルバーメダルコレクター”には、2学年下に、「マスターズ」で輝き、昨年は「三井住友VISA太平洋マスターズ」でアマチュア優勝まで果たした松山英樹という、強烈な後輩もいた。

だからこそ、生涯で初めて手にした日本タイトルの重みを噛み締める。「プロになったら、余計にうまい人たちばかり。まくってくる(追い上げてくる)選手もたくさんいる。その中で優勝できたのは大きな自信につながった。学生の試合で勝って、ここで2位になるより、ここで勝つほうが価値がある」。

優勝セレモニーでは、プレゼンターの青木功から肩をたたかれた。「何も知らなかったけれど、今週で俺はお前の名前を忘れないよ」。日韓戦を目前にしてキャプテンの頭に、自分の存在を刻んでみせた。5月の「とおとうみ浜松オープン」で逆転負けを喫しても流さなかった悔し涙。それはわずか2週間で、うれし涙となって目にあふれた。(茨城県笠間市/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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