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上り調子のフィッシャー&ヴィースベルガーが上海入り

上海で開催される「WGC HSBCチャンピオンズ」に臨むロス・フィッシャーは、ここ最近の調子と、近年の同大会での好成績から、楽観的な心持ちでいる。

9年前にこの大会で2位に入ったフィッシャーは、昨年シェシャンインターナショナルGCで3位に入っており、出場したここ3大会の欧州ツアーでは、「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」と「ポルシェヨーロピアンオープン」の2大会で2位に入っている。

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世界ゴルフランキングのトップ10から8人が出揃うなど、中国にトップクラスのフィールドが集結するなか、フィッシャーは好調の波に乗ったまま2016年最後の世界ゴルフ選手権を迎える。

「ここは居心地が良いし、過去に良い成績を残しているからね」とかつて「ライダーカップ」にも出場した経験を持つフィッシャー。「2007年はフィル・ミケルソンリー・ウェストウッドとのプレーオフで敗れたけれど、あの時は1打差で最終ホールを迎えながら、きちんと締め括ることができなかったんだ」。

「知っての通り、ラッセル・ノックスが勝った昨年は3位に入った。彼とは初めの2日間、プレーを共にしたけど、彼は最高だったよ。去年は自分にとって素晴らしいファイナルシリーズの幕開けとなったし、今年もそうなることを願っているよ」。

イングランド出身のフィッシャーはここ10年、中国で力強いパフォーマンスを見せ続けてきたが、彼自身、その間、中国におけるゴルフの発展を目の当たりにしてきた。

「僕にとっては、2005年の11月に開催された『ボルボ中国オープン』が中国における初めての大会だったのだけど、それ以来、この地でのゴルフの発展には目を見張るものがあるね。近年、世界最高峰の選手たちが中国でプレーするようになったのはすばらしいことだと思うよ」とフィッシャー。

「昨年、最終日に李昊桐(リー・ハオトン)と同組でプレーできたのは幸運だったし、彼は今季、欧州ツアー初優勝を飾っているから、それも中国におけるゴルフの発展に大きく寄与しているよね。(中国でのプレーは)いつだって良い経験だし、今週もすばらしいギャラリーに恵まれるだろうね」。

ベルント・ヴィースベルガーも好調を保ったまま中国へ乗り込む一人である。彼は「ブリティッシュマスターズ」と「KLMオープン」で2位に入るなど、直近の欧州ツアー4大会でトップ10入りを果たしている。

上海での戦いを心待ちにするオーストリアのヴィースベルガーは、ここ数週間、「WGC HSBCチャンピオンズ」に照準を合わせ、ゴルフに取り組んできたことを認めた。

「自分にとって、ここ数週間の目標は、最高の状態でこの大会を迎えることだった。ここのところ、欧州ツアーでは良いプレーができているし、日曜は最後の方の組で回れているから、感じは良いんだ」とヴィースベルガー。

「この勢いに乗り、グリーン上でのパフォーマンスを上げる必要はあるけれど、バーディを奪うのに十分なショットは打てていると思う」。

「このコースはエンジョイしているよ。ティショットからしっくりくる感じだし、ティショットさえ良ければパー5はバーディが狙えるからね。去年はここで良いプレーができたから、今週は楽しみにしているよ」。

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2016年 WGC HSBCチャンピオンズ



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