最終ホールで倒れたジェイソン・デイ「僕は大丈夫」
2015年 全米オープン
期間:06/18〜06/21 場所:チェンバーズベイGC(ワシントン州)
“くつろぎ”のプレーが奏功したラウテン
オランダの伏兵、ユースト・ラウテンが「全米オープン」2日目で序盤に2つのボギーを叩きながらも、最終的には首位から僅か2打差の5位タイまで順位を盛り返した自身の落ち着いたプレー運びに、喜びを見せた。
初日を「68」でラウンドし、首位のヘンリック・ステンソンとダスティン・ジョンソンから3打差でチェンバーズベイでの2日目午前のラウンドをスタートした欧州ツアー4勝のラウテンは、前半の4番と7番でボギーを叩く苦しい展開となる。
<< 下に続く >>
しかしながら、29歳のラウテンは10番、15番とバーディを奪い、16番では2打目をピン側1.5メートルに寄せる美技からバーディを奪って後半を「31」とし、2日目を「69」でラウンド。通算3アンダーまでスコアを伸ばし、首位のジョーダン・スピースとパトリック・リードから僅か2打差の位置につけた。
「良いバックナインだったね」とラウテン。「フロントナインも結構良いプレーができていたのだけど、パットが入らず、ボギーを2つ叩いてしまった」。
「前半はバーディパットが一つも決まらなかったのだけど、幸運にも後半は幾つかパットを決めることができ、ノーミスでラウンドすることができた」今日の1アンダーというスコアにはとても満足している」。
「7番を終えて2オーバーとなったところで、僕にとっては冷静さを保つのが鍵だった。このまま自分のゴルフを続け、前半で作り出したようなチャンスを作り続ければ、上手く行けば幾つかバーディを奪えると考えたんだ」。
「今日はそのように冷静さを保てたのが鍵となったね。忍耐強くチャンスを待ち、そうしたらラッキーにもバックナインでは幾つかパットが決まってくれたんだ」。
「このコースではバーディパットを10個も決める必要はないんだ。幾つか決めることができれば、通算3アンダーでこの通り上位につけられるわけさ」。
「とにかく一日ずつ、辛抱しながら、流れに逆らわず、然るべきプレーをする。これが今週のキーポイントだと思うんだ」。