お疲れ? 凱旋試合のカイマーは予選落ち 首位にララサバルら4人
2014年 BMWインターナショナル・オープン
期間:06/26〜06/29 場所:GCグートレーシェンホフ(ドイツ)
カブレラベロー 2度打ちしながらも首位タイに
不運に泣いたラファ・カブレラベローは、首位タイでGCグートレーシェンホフで開催されている「BMWインターナショナル・オープン」の折り返しを迎えることとなった。
スペインのカブレラベローは通算12アンダーとし、エミリアーノ・グリージョ、パブロ・ララサバル、そしてダニー・ウィレットの3人と並んでいる。一方、先頃「全米オープン」を制したマーティン・カイマーは地元の大会で週末の決勝ラウンド進出を逃している。
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この大会を6年前に制しているカイマーは2日目を「73」でラウンドし、地元の温かい声援を受けながらも3アンダーの予選通過ラインに達することができなかった。
リーダーボードでは首位タイに立っているカブレラベローだが、パー5の7番での2度打ちがなければ単独首位に立っているとこであった。
2日目の午前中の殆どを単独首位として君臨した30歳のカブレラベローは、グリーン手前のラフからのチップショットを試みた際、軽率にもフォロースルーでクラブをボールに当ててしまったのである。
しかもこの2度打ちによりグリーンへ届かなかったカブレラベローはこのホールをボギーとし、前日首位を分け合った同組のウィレットがこのホールでバーディを奪った為、首位に並ばれるのを甘んじて見ているほかなかった。
しかし、そのウィレットも最終ホールで2打目をしたたかにシャンクした為、自身の大惨事を免れなければいけない局面に遭遇した。
イングランドのウィレットは幸運にも右手にある池を逃れ、ボールは18番グリーンの側で止まった。ウィレットはそこからピッチショットで寄せてパーセーブに成功し、カブレラベローと並んで首位タイでこの日を終えることとなった。
その後、この2人は通算12アンダーまでスコア伸ばしたグリージョとララサバルに並ばれることになる。ララサバルは今週のベストスコアに並ぶ「63」で2日目をラウンドしている。
今季序盤の「アブダビHSBCゴルフ選手権」で優勝を飾ったスペインのララサバルは、13番から17番にかけて5連続バーディを奪い、前半を「31」で折り返した。
後半でもララサバルは4つのバーディを奪い、その中にはティショットをピン側数十センチに寄せた215ヤードのパー3の8番も含まれる。
ララサバルは最終ホールの9番を遠回りしながらもパーとし、この日の午前中にポール・ワーリングが記録した「63」と同スコアで2日目のラウンドを終えた。
2日連続での「66」を記録したグリージョも4人が並ぶ首位の一角を占めることになり、雷雨の為90分間のプレー中断を余儀なくされたアンディ・サリバンもこの時点では首位に並んでいた。
しかし、中断後コースに復帰したサリバンはいきなりパー5の3番でボギーを叩くと、最終の9番ではダブルボギーを叩いて後退した。
これにより、通算10アンダーの2位集団はアレックス・チェイカ、ブランデン・グレース、アンドレアス・ハルト、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、ロバート・カールソン、そしてクレイグ・リーの6人で形成されることとなった。
今季13戦目にして初の予選突破を果たしたデンマークのハルトにとっては忘れられない日になったことであろう。
パインハーストナンバー2で栄冠に輝いて以来の大会出場となったカイマーが大会を去った為、地元の期待はチェイカに集まることとなった。
カイマーは同組のニコラス・コルサーツと共に予選落ちとなったが、その同じ組でラウンドしたもう一人のマルセル・シームは終盤の6ホールで5つのバーディを奪うチャージを見せ、通算8アンダーとして予選通過を果たしている。
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